【バスケ】男子はRIZINGS徳島が初優勝 Jr.ウインターカップ全国U15選手権

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2025年01月08日 19:16  日刊スポーツ

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琉球ゴールデンキングスU15対RIZINGS徳島 優勝を決め盛り上がるRIZINGS徳島ベンチ(撮影・河田真司)

<バスケットボール:Jr.ウインターカップ全国U15選手権>◇8日◇最終日◇男女決勝◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ◇日刊スポーツ新聞社後援



男子はRIZINGS徳島が琉球ゴールデンキングスU15を僅差で破り、初優勝を飾った。185センチの岩朝ローマ(3年)と187センチの平岡泰介(2年)の2枚看板が合わせて43得点。創立7年目の地方クラブが頂点に立った。女子は京都精華学園中がHOOPS4HOPE(千葉)を大差で破り、全国中学校体育大会と合わせて2年連続2冠を達成した。


   ◇   ◇   ◇


RIZINGS徳島の十川(そがわ)佳司監督(46)は「まさか田舎の街クラブが日本一になるとは…。ベスト8を狙おうとは言っていたんですが」と笑顔を見せた。堂々たる優勝だ。Bリーグ屈指の強豪チーム琉球の下部組織と互角に渡り合い、2点差で逃げ切る巧者ぶりを見せた。


十川監督は大阪体育大や国体で活躍し、7年前に徳島県阿波市にクラブを立ち上げた。「車で2時間かけて練習に来る選手もいる」というハンディにもめげず「エンジョイ&エキサイティング」を掲げて、明るく攻撃的なチームをつくり続けている。


その象徴が岩朝と平岡の2枚看板だ。サイズがありながらもドライブ力、シュート力がある。「私はシュートを外しても怒りません。下を向いたら怒ります」という十川監督の教え通りに、2人で打ちまくった。岩朝は3点シュートを7分の5で決め、平岡は28本のシュートを打った。岩朝は22点、平岡は21点。リバウンドもともに2ケタをマークする大活躍だった。


昨年は1回戦敗退。そこから奮起して、頂点に立った。岩朝が「うれしい。夢心地」と言えば、平岡は「来年もう1度この舞台に立って連覇します」と、早くも連続Vを誓っていた。


○…男子・琉球ゴールデンキングスU15(沖縄) 初Vに1歩、届かなかった。1人で37点を挙げた越圭司(3年)と、主将の宮里俊佑(3年)はしばらく涙が止まらなかった。末広監督は「うちの超高速バスケが出来なかった。2人には今日みたいに勝負を決定づける選手に成長していってほしい」と話した。


◆男子ベスト5 平岡泰介、岩朝ローマ(RIZINGS徳島)宮里俊佑、越圭司(琉球ゴールデンキングスU15)白谷柱誠ジャック(四日市メリノール学院中)

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