名牝リスグラシューの甥がシンザン記念で重賞初V狙う 春のクラシックに名乗り上げるか

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2025年01月08日 20:00  netkeiba

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重賞初制覇を目指すレーヴブリリアント(撮影:下野雄規)
 名牝リスグラシューの甥となるレーヴブリリアント(牡3、美浦・田中博康厩舎)が、シンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 レーヴブリリアントは父スワーヴリチャード、母リリレフア、母の父ロードカナロアの血統。母は未勝利だが、伯母のリスグラシューは18年にエリザベス女王杯、19年に宝塚記念、コックスプレート、有馬記念を制した名牝。本馬は母の初仔で、22年のセレクトセール当歳で9200万円(税抜)で取引された。

 ここまで2戦1勝。昨年9月の中山の新馬(芝1600m)でデビュー勝ち。道中は中団後ろを追走。直線で外から伸びると、大外から迫るベストシーンをクビ差凌ぎ、着差以上の完勝だった。続く11月のベゴニア賞は0秒4差の4着だったが、上がり3Fはメンバー中最速タイの34秒3。決して悲観する内容ではなく、ここでの重賞チャレンジも決して無理筋ではない。

 レモンポップやローシャムパーク、レーベンスティールを擁し、昨年の関東リーディングで2位に躍進した田中博康厩舎の大器。ここで重賞初制覇を果たし、春の大舞台に名乗りを上げてみせる。

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