プレミアリーグで低迷続くウェストハム、ロペテギ監督解任が決定…後任はポッター氏が有力

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2025年01月09日 02:15  サッカーキング

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フレン・ロペテギ監督 [写真]=Getty Images
 ウェストハムは8日、同クラブを率いるフレン・ロペテギ監督の解任を発表した。

 同時に、アシスタントコーチのパブロ・サンス氏、パフォーマンスコーチのオスカル・カロ氏、ヘッドアナリストのフアン・ビセンテ・ペイナド氏、フィットネスコーチのボルハ・デ・アルバ氏、テクニカルコーチのエドゥ・ルビオ氏もクラブを離れることが明かされている。

 ウェストハムでは、昨シーズンをもっておよそ4年半にわたって指揮を執ったデイヴィッド・モイーズ前監督が退任。ロペテギ監督は昨年夏、モイーズ前監督に変わる指揮官としてクラブに迎え入れられた。夏の移籍市場では、ドルトムントからドイツ代表FWニクラス・フュルクルク、ウルヴァーハンプトンからイングランド人DFマキシミリアン・キルマン、マンチェスター・ユナイテッドから同DFアーロン・ワン・ビサカ、パリ・サンジェルマンからスペイン代表MFカルロス・ソレール、さらにはリーズから昨季のチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)でMVP(最優秀選手)に輝いたオランダ人FWクリセンシオ・サマーフィルらの新戦力を迎え入れ、実力者を揃えてシーズンをスタートさせた。

 だが、期待とは裏腹に今季は序盤から低迷が続いており、プレミアリーグ第20節終了時点での成績は6勝5分9敗。積み上げた勝ち点は「23」で、14位に沈んでおり、上位浮上は果たせていない。

 このような状況を受けて、『スカイスポーツ』や『ガーディアン』など複数のイギリスメディアは6日、クラブがロペテギ監督の解任を検討していると報じた。同監督とティム・シュタイテンTD(テクニカルディレクター)との関係も悪化していたとのこと。今週に入ってからも、トレーニングを指揮するロペテギ監督の姿は確認されていたようだが、8日をもって正式に解任が伝えられた。

 現在58歳のロペテギ監督はスペイン人の指揮官で、これまでにラージョ・バジェカーノでコーチや監督を務めたほか、レアル・マドリードのスカウト部門長、カスティージャ(Bチーム)の監督、さらには各年代別スペイン代表の指揮官等を歴任してきた。ポルトでの指揮を経て、2016年夏からはスペイン代表を率いていたものの、FIFAワールドカップロシア2018直前に電撃解任が発表。以降はレアル・マドリード、セビージャ、ウルヴァーハンプトンを経て、昨年夏にウェストハムの指揮官に就任していた。

 現時点で後任については発表されていないが、『スカイスポーツ』等複数の現地メディアによると、かつてブライトンやチェルシー等のクラブを率いたグレアム・ポッター氏の就任が有力だという。既にウェストハムのオーナーとの交渉の席も設けられており、交渉は順調に進展している模様だ。2027年夏までの2年半契約を結ぶ見込みだと報じられている。


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