ポステコグルー監督、状態注目のベンタンクールに言及「意識はある」

　トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールの状態に言及した。8日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　ベンタンクールは8日に行われたカラバオ・カップ準決勝ファーストレグのトッテナム戦に先発出場したものの、6分にCKのボールを頭で触ろうと飛び込んだ際に誰とも接触のないまま、ピッチに体を強く打ちつける形となると、そのまま起き上がることができず。ピッチ上で約9分間の治療を受け、酸素吸入をされながら、担架に乗せられてピッチを後にしていた。

　昨年8月にも頭部を負傷していたベンタンクールの状態が心配されているなか、トッテナムは公式X（旧：ツイッター）を更新し、「ロドリゴは意識があり、話すことができることを確認した。さらなる検査を受けるために病院に行くことになる」と声明を発表している。

　また、試合後に同選手の状況について聞かれたポステコグルー監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で、「すべての情報を持っているわけではない。私の理解では、彼は意識があり、ロッカールームに着いた時にも意識があった。その後に病院に連れて行き、検査を受けた。心配だったし、常に気にしていたけど、私が知る限り、彼は大丈夫だろう」と説明した。

　なお、試合は86分のルーカス・ベリヴァルのゴールが決勝点となり、トッテナムが1−0で先勝している。決勝進出をかけたセカンドレグは2月6日に敵地『アンフィールド』で行われる。


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