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日本ラグビー協会は9日、公式ホームページで6日に出した「競技規則の改正について」の通達を更新した。用語の変更に関しての補足とし「国内において、新しい用語の使用は2025年1月6日以降順次適用し、周知を図ってまいります」と記した。
通達の対象は加盟協会、競技運営関係者、加盟チームとなっており、このたび8つの用語を変更。広く浸透していたボールを前方に落とす反則「ノックオン」は「ノックフォワード」、19年W杯日本大会で日本代表NO8姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)の代名詞となった「ジャッカル」も「スティール」となる。レフェリーのコール、場内の案内なども統一されていく。
日本協会は24年11月の国際統括団体ワールドラグビー理事会で承認された世界的試験実施ルールに対応し、競技規則を改正。トライ後のゴールキックの制限時間が90秒から60秒へと短縮される新ルールなどは4月1日から施行され、ワールドセブンズシリーズ(7人制)に実施対象を限定したルールは即時施行となる。
用語変更に関しては、日本協会内で長年のなじみを重んじる意見もあったという。前日8日に都内で取材対応した岩渕健輔専務理事(49)は「日本代表が世界で活躍するにあたり、同じレフェリングの指針、用語を使うのは大切」とし、最短で35年のW杯再招致なども念頭に「今後、大きな大会が日本に来たりする時に、新しくなった用語を使うことになる。そういう観点から、速やかに変えた方がいいという判断になりました」と説明していた。【松本航】
◆用語の変更
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※( )内は現在の用語
◇トライライン(ゴールライン)
◇トライゾーン/トライエリア(インゴールエリア)
◇プレ・バインド/プレ・ボンド(ラッチ)
◇トライラインドロップアウト(ゴールラインドロップアウト)
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◇イエローカード(一時退出)
◇退出/レッドカード(退場)
◇ノックフォワード(ノックオン)
◇スティール/スティーラー(ジャッカル/ジャッカラー)
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