SNSで見つけた、おしゃれでセンスのある憧れのあの人。
「どんな毎日を過ごしているの?」「なにが好き?」「おしゃれの参考にしているファッションアイコンは?」など、気になるアレコレをisutaエディターがインタビュー形式で紐解いていく、「センスフルな憧れちゃん」。
第95回目の“憧れちゃん”は、東京・上町「sosomu(ソソム)」のオーナーとして働くMireiさん。
今じわじわと注目されているカフェ「sosomu」をオープンしたきっかけや、韓国でのワーホリ時代のお話などをisutaエディター・natsumiが教えてもらいました。
憧れちゃん vol. 95:カフェ「sosomu」オーナー・Mireiさん2024年11月、東京・上町にカフェ「sosomu」をオープン。韓国でワーホリをしていた時にカフェで働いていた経験を活かし、日本でアットホームなカフェを運営している。自ら店内をDIYし、おしゃれなメニューを展開している点にも注目したい存在。Instagramでは、ハイセンスな写真や言葉を投稿していて、普段のライフスタイルも気になるひとり。 Instagram(@morimi_me)
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natsumi:2024年11月にカフェをオープンされたそうですね!普段はどんなことをしていますか?
Mirei:基本は1人で営業していて、メニュー開発から、調理、お客さまへのサービスまでカフェ業務全般を行っています。
sosomuは美味しいフードやドリンクで満足してもらうとともに、お客さまとの関わりを大切にしていて、時間を消費する場所ではなく、思い出を一緒に作り上げることを意識していますよ。
natsumi:店員さんとコミュニケーションが取れると、カフェタイムが充実しそうです!
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sosomuをオープンしたきっかけは何でしょう?
Mirei:韓国でワーキングホリデーをしていたのですが、ビザが切れるタイミングで、ぬいぐるみ作りのワークショップをやっている母から「一軒家を契約したから、空いたスペースでカフェをやらないか」と連絡があったんです。
元々カフェが好きで、韓国では「CAFÉ SINOLA(カフェ シノラ)」というお店で働いていました。30代後半あたりで自分のカフェを持ちたいとふんわり考えていたので、良いタイミングだと思い、すぐにカフェのオープンを決意しました。
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Mirei:CAFÉ SINOLAは個人経営のローカルなカフェですが、日本など海外からのお客さまも訪れる人気店で、スタッフが少ない分、覚える仕事も多くて大変でした。
ドリップのやり方や看板メニューであるフレンチトーストの基本的な作り方など、CAFÉ SINOLAから学んだことは、sosomuでとても活かせています。
じわじわ来ているカフェ「sosomu」が気になる!natsumi:sosomuは、カラフルな空間や落ち着く空気感も魅力だと思います。
sosomuは、どんなイメージでオープンしましたか?
Mirei:韓国で2年間生活していたことを活かして、現地の人気カフェの雰囲気を日本で再現したいと思いました。
日本でいう韓国っぽカフェは、モノトーンで無機質なイメージがあるかもしれませんが、実際に韓国でにぎわっているカフェは、色や物がたくさんある、アットホームな雰囲気のお店が多い印象です。
私が上町付近で育ったこともあり、sosomuでもそんな雰囲気を味わってほしいと思いました。
natsumi:上町にお店をオープンしてよかったことは何ですか?
Mirei:周りは閑静な住宅街ですが、お店をオープンしてから「この道がこんなににぎわうことは今まで無かった!」「若い人がたくさん来てくれて嬉しい」という声を近所の方からいただくことですね。
わざわざ遠方から来てくださる方もいるので、上町のマップを作成してsosomu以外のお店にも足を運んでほしいと思っています。
natsumi:地域に人を惹きつけていますね。
次にお店のこだわりメニューや空間について教えてください。看板メニューは何でしょう?
Mirei:フレンチトーストと塩ラテ、クローバーのクッキーです。
メニューは韓国にいる時にたくさんカフェに行っていたので、その時に自分が素敵だな、かわいいなと思った要素を組み合わせて作っています。
natsumi:実際にフレンチトーストを食べたのですが、見た目がかわいいのはもちろん、焼き立てであっさりとした味わいが美味しかったです!
店内は、落ち着く空間で素敵ですよね。
Mirei:お客さまに心地良いアットホームな雰囲気を感じてもらえるように、おうちで使っていた家具や雑貨、木を置いて、“cozy”な印象を意識しています。
以前は美容室だったのですが、自分たちでDIYしてカフェ空間を作ったんですよ。
壁などの色味は母のチョイスで、sosomuならではの組み合わせになったと思います!
Mirei:コースターとステッカーも自分たちで作っています。2種類あるステッカーのイラストは、私がネコ、母がイヌを描きました(笑)
コースターも販売しているので、ぜひ日常に取り入れてほしいです!
日本と韓国のおすすめのカフェが知りたいnatsumi:日本と韓国のカフェで働いた経験を持つMireiさんの、おすすめのカフェを教えてください。
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Mirei:韓国では、私が働いていた「CAFÉ SINOLA」がおすすめです!
レコードから音楽が流れる温かみのあるカフェで、本を片手に1人で利用したり、お友だちとおしゃべりしたりと、素敵な時間を過ごすことができますよ。
ドリンクやフードはどれを頼んでも美味しいので、韓国に行く際はぜひ行ってみてください。特にオムレツはビジュアルが最高で、個人的におすすめしています!
Mirei:まだ現地の方にしか知られていないカフェでいうと、「愛楽」がおすすめ。
メニューはドリンクのみですが、とっても落ち着く空間で何時間でも居れちゃうんですよね。
natsumi:どちらも韓国に行ったら訪れてみたいです!
Mireiさんが日本でよく訪れるカフェも気になります。
Mirei:sosomuの近くにある「CHEZ RONA(シェ ローナ)」は、韓国から帰国すると毎回訪れていました。
クレープが絶品で、つい毎回頼んでしまいます…!
Mirei:新宿の「スワンプ」はコーヒーがとても美味しくて、最近行くようになったお店。
小さいスペースにいつも人がぎっしり座っている様子は風情が合って、通いたくなる場所ですね。
natsumi:カフェではどのように過ごすことが多いですか?
Mirei:1人で行くときは、ノートとペンを持って日記を書いたり、カフェのナプキンにちょっとしたメッセージを書いてお店に残したりしています。
最近のお気に入りアイテムnatsumi:最近気に入っているアイテムはなんでしょう?
Mirei:お友だちが作ってくれた、バラのチョーカーです。
フォーマルにもカジュアルな服装にも合うため、ワンポイントとして使っていますね。お店に立っている時も付けるぐらい、日々大切にしています。
Mirei:お友だちから、最近新たにポストカードもいただきました。
何気ない日常を切り取った写真のカードが好きでよく集めているから、いつか私自身も作りたいと思っています。
長年続けていることnatsumi:Mireiさんが長年続けていることを教えてください。
Mirei:渡韓して始めたことですが、日記を綴ることです。
初めての出来事ばかりだったので、その時の感情や過ごした時間を忘れないために始めました。
朝の時間に書いていて、今日1日「私が引き寄せたいもの」「私が感謝したいこと」「私自身を肯定したいこと」の3つを書いています。
natsumi:素敵な習慣ですね。1日をポジティブに始められそうです。
sosomuには訪れた方が自由に記入できるノートがあって、題材もユニークだなと思いました。
Mirei:お店には2冊ノートを用意していて、「あなたがドキドキわくわくすること」「あなたがもらって嬉しかった言葉」を自由に記入できます。
素敵な言葉や温かいストーリーが集まって、読んだ方がハッピーな気持ちになってくれたら嬉しいです。
将来の夢を教えてnatsumi:Mireiさんの将来の夢を教えてください。
Mirei:自分のイラストや韓国で撮ってきた写真などをまとめて、こっそり本を作りたいという夢があります。
言葉を紡ぐこと、写真を撮ること、イラストを描くことが好きなので、自分の好きを詰め込んだやさしい本を作りたいです。
自分自身と向き合うという点では、異国の地に住むことをもう1度経験したいと思っています。
\取材メモ/ 閑静な住宅街にひっそりとオープンしたカフェ「sosomu」。オーナー・Mireiさんのセンスが光るお店を訪れてみると、アットホームでかわいい内装と美味しいメニューに心が温かくなりました。注目されているカフェのオーナーはどんな方なんだろうと気になっていたので、今回お話を伺えてとても嬉しかったです!ファッションやライフスタイルがおしゃれなことはもちろん、日記の綴り方や考え方なども素敵で参考にしたいと思いました。次回sosomuを訪れた時は、Mireiさんのカフェタイムをマネっこします! byエディター・natsumiMireiさんのお話に出てきたお店はこちら ・sosomu ・CAFÉ SINOLA ・愛楽 ・CHEZ RONA ・スワンプ