去年12月の中国消費者物価指数 11か月連続でプラスも伸び率は縮小 デフレ懸念くすぶる

1

2025年01月09日 18:26  TBS NEWS DIG

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

中国の先月の消費者物価指数が前の年の同じ月と比べて0.1%上昇し、11か月連続でプラスとなりました。一方、自動車などの値下がりは続いていて、デフレへの懸念がくすぶり続けています。

中国国家統計局の発表によりますと、先月の消費者物価指数は前の年の同じ月と比べてプラス0.1%となりました。消費量の多い豚肉の価格が上昇したことなどが主な要因です。

プラスとなるのは11か月連続ですが、伸び率は去年11月のプラス0.2%から0.1ポイント縮小しました。

自動車やガソリンなどの価格は値下がりしていて、デフレへの懸念がくすぶり続けています。

去年1年を通しての消費者物価指数は、前の年と比べてプラス0.2%にとどまりました。

また、先月の工業品卸売物価指数は、前の年の同じ月と比べてマイナス2.3%となり、27か月連続のマイナスとなりました。

中国政府は自動車や家電製品、さらにはスマホやタブレット端末の買い替えを促すなど、景気刺激策を続々と打ち出していますが、人々の節約志向の高まりを背景に需要の低迷が続いています。

このニュースに関するつぶやき

  • 消費者の消費意欲が増して消費者物価指数が上がる場合と、中国の様に消費者の消費意欲が上がらないのに物価が上昇して消費者物価指数があがる場合があるから(笑)
    • イイネ!7
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

前日のランキングへ

ニュース設定