首都圏を中心に相次いだ「闇バイト」が絡んだ強盗などのうち、2024年10月に千葉県船橋市で起きた事件に実行役で関与したとして、千葉県警は9日、愛知県春日井市、自営業の藤井柊(27)と住居不定、職業不詳の久保田陸斗(21)の両被告を強盗致傷と住居侵入容疑で再逮捕した。
捜査関係者によると、両容疑者は、一連の事件のうち唯一被害者の男性(当時75歳)が死亡した24年10月に横浜市青葉区であった事件への関与が浮上している。
再逮捕容疑は24年10月9日午前0時〜0時半ごろ、船橋市飯山満町の住宅に侵入し、住人の80代と70代の夫婦に暴行を加えて顔の打撲や肋骨(ろっこつ)を折るなどのけがをさせ、現金約990万円や通帳を奪ったとしている。
県警によると、藤井容疑者は「何も言えない」、久保田容疑者は「指示役の指示でやってしまったことに間違いない」と供述しているという。
両容疑者は24年10月17日に千葉県市川市の住宅から住人女性が連れ去られた事件の実行役として、強盗致傷と逮捕監禁などの罪で起訴されている。【林帆南】
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