Windows PC上で素早くAIアシスタントの「Copilot」を呼び出して使えるように、macOSでもサッとAIアシスタントを使いたい場合、「ChatGPT」のデスクトップアプリを利用するのがオススメだ。
同アプリは、ChatGPTのWebサービス画面からダウンロードできる。Web版と比べて、その場で撮影したスクリーンショットを読み込ませて指示するなど、使い勝手の面でのメリットもある。
本記事では、macOSにChatGPTのデスクトップアプリをインストールした上で、同アプリを呼び出してスクリーンショットの読み込みを行わせる流れを紹介しよう。
●デスクトップアプリをインストールする
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前提として、ChatGPTのmacOS向けデスクトップアプリを利用できるのは、M1チップ以降のApple Silicon(M1以上)を搭載し、macOS 14以降のバージョンをインストールした機種に限られる。残念ながらIntelモデルのユーザーは利用できない。
利用手順としては、まずChatGPTのデスクトップアプリをインストールしよう。Web版のChatGPTにアクセスしたら、画面右上にあるアカウントのアイコンをクリックする。続いてメニューの一覧から「macOS アプリをダウンロードする」を選択する。
するとポップアップが表示されるので「ダウンロードする」をクリック。さらに、ダウンロードの許可を求められる画面で「許可」を選択し、ダウンロードする場所を指定しよう。
例えば、デスクトップなどを指定してダウンロードを実行する。すると「.dmg」ファイルがダウンロードされるので、これをダブルクリックなどで開き、インストーラーを起動する。インストーラー画面で、表示されたアプリアイコンをアプリケーションフォルダへドラッグアンドドロップすれば、準備は完了だ。
アプリを起動すると、ログイン画面が開くので、自身のアカウントでログインしよう。これで、mac版のデスクトップアプリでChatGPTを利用できる。
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●ショートカットキーでChatGPTを呼び出す
デスクトップ版アプリでは、「option」+「space」キーの同時押下で、「ランチャー」を起動できる。この操作を行うと、画面にSiriのスポットライト検索に似た、ChatGPT用のプロンプトウィンドウが表示される。ほかのアプリを利用しながら、ChatGPTに指示を出しやすいのがメリットだ。
●スクリーンショットを使って指示を出す
デスクトップ版アプリならではの機能としては、アプリ画面のスクリーンショットを共有しての指示が有能だ。操作方法はシンプルで、起動したランチャーの左端にあるクリップのアイコンをクリックし、「スクリーンショットを撮る」を選択。さらに表示される個々のアプリ名や「画面全体」などを指定すれば良い。
これを指定すると、プロンプトボックスにスクリーンショットが貼り付けられた状態になり、そのうえでテキストでの指示や質問を送信できる。例えば、コードエディタで書いているコードのスクリーンショットを撮り、それに対しての相談をするといった相談も可能だ。
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ぜひ、自身のスタイルにあった運用方法を模索してみてほしい。
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