<ラグビー・リーグワン1部:横浜−静岡>◇11日◇第4節◇ニッパツ
日本協会が6日に通達していた「用語の変更」が、国内の先陣を切って最高峰のリーグワンで適用初日を迎えた。
横浜キヤノンイーグルス(横浜)と静岡ブルーレヴズ(静岡)の一戦では、前半2分に最初のノックフォワードが発生。場内のスクリーンには「ノックフォワード ボールを前に落としてしまう反則(旧ノックオン)」と表示された。
一方、特段のテストなどはなく「順次適用」で公式戦に突入したため、レフェリーや実況アナウンサーが「ノックオン!」と、あまりにも慣れた旧用語を発してしまう場面もあった。
場内や生中継、ライブ配信で楽しむファンのSNSでは「レフリーも普通にノックオン使ってるやん」「レフェリーも実況もノックフォワードじゃなくて、ノックオンと言ってるから、慣れるまで時間かかりそうだなあw」「試合あちこち見てますが、レフリーさんもつい『ノッコン』て言って直してるし(笑)」などの投稿が相次ぎ、注目度の高さを物語っていた。
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また、リーグワン3部の試合ではマツダスカイアクティブズ広島−クリタウォーターガッシュ昭島(57−13)の試合を観戦したファンが「余談ですがきょうの場内アナウンスはまだ『ノックオン』でした」と投稿していた。
8つ変更されており、ノックフォワードに加えて、あの用語も。19年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表NO8姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)の代名詞となった「ジャッカル」も「スティール」に変わっている。
リーグワンでは10日、11日の今節から新用語を適用すると発表した上で「ただし、準備の都合で関係する表示物や制作物、掲示物等での表記、会場内のアナウンス等において、新しい用語を反映できない場合も想定されますので、あらかじめご了承ください。今後、順次新しい用語に変更をしてまいります」と案内していた。
【用語変更8種】
※( )内は旧
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◆トライライン(ゴールライン)
◆トライゾーン/トライエリア(インゴールエリア)
◆プレ・バインド/プレ・ボンド(ラッチ)
◆トライラインドロップアウト(ゴールラインドロップアウト)
◆イエローカード(一時退出)
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◆退出/レッドカード(退場)
◆ノックフォワード(ノックオン)
◆スティール/スティーラー(ジャッカル/ジャッカラー)
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