前回からの続き。私はエリ。夫のダイゴと2歳の娘と暮らしています。結婚当初から地方出身の私を見下し、実家の両親のことまでバカにしてきた義母。結婚して5年経った今では完全に付き合いを絶っています。しかしお米が品薄状態になると、困った義母は絶縁したはずの私の実家に「お米を送ってほしい」と上から目線で要求してきたのです。夫は「天然で悪気はない」とかばいますが、今回ばかりは義母にガツンと言ってやらないと気が済みません。
「田舎ではどうだかしらないけれど」そう義母が吐き捨てた言葉を、私はそのままそっくりお返しします。「都会ではどうだか知りませんけれど」勘違いしている義母には真実を突きつけなければいけません。「お義母さんみたいな人は……」
義母は悔しそうに泣きながら言い返してきました。「こんな世の中が悪いのよ!」あくまでも自分の非を認めない義母。でもこの事態を招いているのは義母自身なのです。「こういうときに頼れる関係性も、自分から絶ってしまったんです」
それから実家も私も、義母の電話番号を着信拒否しました。お米はまったく売っていないわけではないし、スーパーを何軒も回るなり高くても買うなりすれば手に入るでしょう。言うべきことは言ったし、義母にはもう二度と関わらないことにします。
こんなふうに少し他人に言われたくらいで、義母の性格が変わるとは思えません。きっと今後も人を見下し、非常識のふるまいをしつづけるのでしょう。けれど自分の行動が招いたことなのだから、責任は自分でとってほしいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
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