<ラグビー・リーグワン1部:横浜53−35静岡>◇11日◇第4節◇ニッパツ
ラグビー「リーグワン」1部は11日に各地で3試合が行われ、日本協会が6日に通達した新しい用語が適用された。
神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場では昨季4位の横浜キヤノンイーグルス(横浜)が、静岡ブルーレヴズ(静岡)を53−35で退けて2連勝。新用語のノックフォワード発生時には、場内のスクリーンに「ボールを前に落としてしまう反則(旧ノックオン)」と表示された。的確な判断で勝利に貢献した南アフリカ代表SHデクラークは試合後に「知りませんでした。(教えてくれて)アリガトウ」とニンマリ。沢木敬介監督も「全然気にしていないです」と振り返った。
ルール変更時は選手や首脳陣が対策を検討するというが、用語に関しては見る側に対応が求められる。この日は会場によって主審のコールや場内表示、中継や配信で「ノックオン」が使われることもあった。リーグワンは前日10日に「準備の都合で(中略)新しい用語を反映できない場合も想定されます」としていた。
今回の変更は8つの用語が対象となる。日本協会は9日に公式サイトで補足を掲載し「国内において、新しい用語の使用は2025年1月6日以降順次適用し、周知を図ってまいります」としていた。“世界基準”に合わせ、新たな用語の浸透を目指す。【松本航】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。