<バスケットボールBリーグ1部(B1):宇都宮101−62秋田>◇11日◇第17節◇ブレックスアリーナ宇都宮
宇都宮の20歳、石川裕大が本拠地初の2けた得点をマークした。
第4クオーター(Q)残り4分42秒で出場すると、ドライブインレイアップ2本、3点シュート1本を立て続けに決め、2分未満で7得点。その後も積極果敢にゴールを狙い、ファウルをもらってのフリースローも2本とも決めるなど、出場5分未満で11得点をマークした。
発奮材料があった。宇都宮のユース(U15)で同期だった星川開聖が入団。「中学時代から知っていて、昔も今も素晴らしい選手。自分がブレックスに入れたことも信じられないのに、そのあとに開聖が入ってきて、一緒にプレーできるなんて」
星川の加入が決まったあと、こうアドバイスしたという。
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「ブレックスは守備から入るチーム。そしてシュートは迷わず打つこと。外すことより打たないことを怒られる」
そのアドバイスが効いたのか、試合終了間際に石川からパスを受けた星川は、見事に3点シュートでプロ初得点を決めた。
「デビュー戦で得点を決めて欲しかったし、自分からのパスで決めさせたいと思っていた」
新時代への第1歩をともに記し、充実した表情で振り返っていた。【沢田啓太郎】
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