バイエルン、ケインのPK弾でボルシアMG撃破! 先発の板倉滉は安定したプレーを披露…福田師王は今季初出場

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2025年01月12日 04:58  サッカーキング

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先制点を挙げたケイン [写真]=Getty Images
 ブンデスリーガ第16節が11日に行われ、ボルシアMGとバイエルンが対戦した。

 ここまで15試合を消化したリーグ戦で11勝3分1敗を記録し、勝ち点「36」を積み上げているバイエルン。ヴァンサン・コンパニ監督のもとでブンデスリーガ首位に立つ“ドイツの盟主”が、2025年の初戦に臨む。対するは、勝ち点「24」の暫定10位ボルシアMG。ホームで迎える強豪とのビッグマッチに、DF板倉滉は先発出場を飾った。なお、同じくボルシアMGに所属するFW福田師王はサブスタート。バイエルンに所属するDF伊藤洋輝は、負傷のためメンバー外となっている。

 試合は立ち上がりからアウェイのバイエルンが主導権を掌握。ボルシアMGは我慢の時間が続くが、板倉を中心に粘り強い守備で対応する。19分にはバイエルンが右サイドでコーナーキックを獲得。短いリスタートから送ったクロスはクリアされたものの、逆サイドに流れたボールをトーマス・ミュラーが回収する。折り返しを相手選手が頭で跳ね返し、ゴール前でこぼれ球を拾ったレオン・ゴレツカがシュート。しかし、ボールは枠を外れてしまった。

 攻勢を強めるバイエルンは、23分にヨシュア・キミッヒがボックス右角付近よりグラウンダーのクロスを供給。ゴール正面に飛び込んだミュラーがダイレクトで合わせたが、GKモリッツ・ニコラスが至近距離からのシュートをストップする。前半終了時点でバイエルンのシュート数は8本。一方のボルシアMGは0本と対照的な状況でゲームはハーフタイムに突入した。

 苦しい展開となったボルシアMGも、49分に決定機を創出。ポゼッションでバイエルンをハーフコートに押し込みつつ、アラサヌ・プレアが味方から縦パスを引き出す。右サイドで待つロッコ・ライツに散らし、浅い位置から右足でアーリークロス。ファーに入れたボールをティム・クラインディーンストがヘディングで合わせるが、惜しくも枠を捉えることはできなかった。

 そんななか、68分にバイエルンが均衡を破る。途中投入のキングスレイ・コマンが得意のドリブルで左サイドを攻略。クロスを受けたミカエル・オリーズがボックス内で倒され、主審はPKを宣告する。キッカーを務めるのはPKの“名手”であるハリー・ケイン。冷静にGKの逆を突き、バイエルンが先制に成功した。

 後半アディショナルタイムからは福田が投入されたが、同点には至らず試合は終了。バイエルンがボルシアMGに1−0で勝利し、3ポイントを掴み取った。次節、ボルシアMGは14日にアウェイでヴォルフスブルクと対戦。バイエルンは15日にホームでホッフェンハイムと対戦する。

【スコア】
ボルシアMG 0−1 バイエルン

【得点者】
0−1 68分 ハリー・ケイン(PK/バイエルン)

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