J1湘南ベルマーレは11日、平塚市内で新体制発表会を行った。昨シーズン、湘南は最終盤を前にJ1残留を決定させたが、ホーム最終戦とリーグ最終戦の2試合で連敗を喫し、前年と同じ15位に終わった。それでもFW福田翔生(23)やFW鈴木章斗(21)が初の2ケタ得点をマークするなど若手の活躍が今後へ期待を見せた。
2019年から10番を背負っていた山田直輝(34)がJ3岐阜へ移籍。新10番を背負うのは若手の鈴木章斗だ。10番について「ゴールは10以上、順位は10以下を目指すそんな意味を込めての10番です」と会場にいるサポーターへ想いを語った。
就任5年目を迎える山口智監督(46)は「湘南にはスペシャルな選手が揃っている。そのスペシャルをいつ、どう生かすかを大事にしながら勝ちにこだわっていきたい」と結果へ意欲を求めた。
今シーズン湘南の新加入選手は移籍が3人、新人5人(大卒2人、高卒3人)の計8人。U19日本代表候補でクラブ唯一のユース昇格を果たしたDF本タ康太郎(18)は「同世代の選手で鹿島FW徳田誉(17)はJ1でゴールを決めて結果を残している。刺激になったし、負けられない」と初のプロ舞台へ意欲をみせた。
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