ガンバ大阪は12日、FW坂本一彩がウェステルロー(ベルギー1部)に期限付き移籍することを発表した。
なお、ウェステルローの発表によると、期限付き移籍期間は半年間。シーズン終了後の買い取りオプションが行使された場合、2028年夏までの3年契約を結ぶことになるようだ。
2003年8月26日生まれの坂本は、現在21歳。G大阪のアカデミー出身で、2020年9月にU−23チームの一員としてJリーグデビューを飾った。2022シーズンからは正式にトップチームへと昇格し、同年6月にはJ1初得点をマーク。ファジアーノ岡山への期限付き移籍を経て復帰した2024シーズンは、リーグ戦37試合に出場して10ゴールを記録していた。
坂本は移籍決定に際し、G大阪のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「ガンバ大阪にユース3年間、そしてプロで3年間、計6年間お世話になり、本当にありがとうございました。ガンバ大阪という素晴らしいクラブでサッカーができたこと、そしてこのクラブを通じてたくさんの経験を積めたことは、僕にとって一生の財産です」
「昨シーズン、公式戦で10ゴールを挙げることができましたが、これもすべて、チームメイト、スタッフの皆さん、そして熱い応援を送ってくださったサポーターの皆さんのおかげです。どんな時も支えてくれるみなさんがいてくれたからこそ、ここまで成長することができました。ガンバ大阪があったからこそ、今の自分があります。そして、その恩をこれからのキャリアで少しでもお返しできるよう、更なる挑戦を決意しました。海外の地で自分を磨き、成長し続けることで、いつかガンバに恩返しできる選手になりたいと思っています」
「最後に、僕を育ててくれたガンバ大阪というクラブ、そしてこれまで応援してくださったすべての皆さんにすごく感謝しています。この挑戦の先に、もっと大きな夢を実現し、また皆さんに成長した姿をお見せできるよう全力を尽くします。これからも応援よろしくお願いいたします!」
坂本が加入するウェステルローは、かつて松尾佑介(現浦和レッズ)もプレーしたベルギーの中堅クラブ。今季は残留を争っており、リーグ戦21試合を消化した時点で16チーム中12位に位置している。
【ハイライト】坂本が最終節で2桁到達 G大阪 3−1 広島