鹿島が新体制発表、鬼木監督の下でタイトル奪還を目指す「やってやろうという気持ち」

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2025年01月13日 06:01  サッカーキング

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鹿島アントラーズの新体制発表会
 鹿島アントラーズが1月12日に2025シーズン新体制発表会を実施した。

 リーグタイトル奪還を絶対目標として掲げる今季の鹿島は、川崎フロンターレで4度のリーグ制覇を果たした鬼木達監督を招へい。また選手補強では、昨季J1得点ランク2位のFWレオ・セアラ(前セレッソ大阪)、DFキム・テヒョン(前サガン鳥栖)、DF小池龍太(前横浜F・マリノス)を獲得したほか、MF荒木遼太郎(前FC東京)、MF松村優太(前東京ヴェルディ)、MF下田栄祐(前いわきFC)が期限付き移籍から復帰し、成長著しいユースからもFW徳田誉、DF松本遥翔、DF佐藤海宏が昇格した。

 新体制発表会では、体調不良の荒木を除く新加入の8選手、鬼木監督、新コーチングスタッフの柳沢敦氏、田中誠氏、曽ケ端準氏が登場。同日に強化・スカウト担当就任が発表されたクラブOBの前野貴徳氏もサポーターの前で挨拶を行った。

 壇上に上がった鬼木監督は、「本当にこのクラブに対する期待を感じますし、自分自身も身が引き締まる思いと『やってやろう』という気持ちがあります。クラブハウスには緊張感がありますし、トレーニングの中でもタイトルに飢えていることを感じます。期待に応えたいという気持ちが一番強いです」とコメント。今月7日のチーム始動から約1週間を振り返って、「(選手たちの)取り組みが素晴らしいと思います。鹿島独特の『トレーニングをいつも100パーセントでやっていく』ところを見ていても感じますし、こちら(コーチングスタッフ)側が選手をサポートして、『うまくしたい』、『強くしたい』と思わせられるような取り組みをしてくれるので、嬉しいです」と、充実感に溢れる表情を見せた。

 また、新加入のレオ・セアラも「チームに温かく迎え入れてもらったので、ピッチ内だけでなく、ロッカールームでもいい雰囲気で過ごせています」とチーム内の雰囲気の良さを伺わせ、「クラブの偉大さというのは言葉にするまでもないので、この地でしっかりサポーターの皆さんと一緒にタイトルという獲ることが目標です。僕個人の目標だけでなく、クラブに関わるすべての人の目標だと思うので、『タイトルを獲ること』だけが、ただ一つの目標です」と、優勝に向けた強い決意を語った。

 新体制発表会を終えた鹿島は、13日にオフを取ったあと、14日に宮崎へ移動し、トレーニングキャンプを開始。17日にロアッソ熊本、21日にツエーゲン金沢、最終日の25日にファジアーノ岡山とのトレーニングマッチが予定されている。


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