13日は「成人の日」だ。22年に成人年齢が18歳へ引き下げられたものの、多くの自治体では20歳で成人式が行われている。そこで、今年そんな晴れの成人式を迎えるジョッキーを紹介したい。該当するのは04年4月2日から05年4月1日の間に生まれた騎手で、東西合わせて5人。美浦が石田拓郎騎手、大江原比呂騎手(休養中)、小林美駒騎手、佐藤翔馬騎手の4人、栗東が河原田菜々騎手の1人だ。
3年目の石田拓郎騎手は今まさに伸び盛りだ。1年目は残念ながら未勝利だったが、昨年4月に待望の初勝利。そこから徐々に軌道に乗って年間7勝をマークすると、今年も5日に早々と勝利を手にしている。13日は3鞍にエントリー。中山12Rのキュベリンはマイペースで行けるようなら見せ場以上があっていい。
小林美駒騎手はデビューイヤーの23年に10勝を挙げると、昨年はケガによる約4カ月の休養がありながら19勝をマーク。着実に関係者の信頼を掴んでいる。13日は中山で2鞍に騎乗予定だ。
佐藤翔馬騎手は1年目、2年目ともに2勝に留まった。今年は飛躍の1年となるか。13日は中山で2鞍を予定している。
栗東所属では唯一、河原田菜々騎手が成人式を迎える。ルーキーイヤーは13勝を挙げたが、昨年は7勝に留まった。減量に苦しむことも多かったようだが、今年は巻き返しの年としたい。こちらは中京で4鞍に騎乗予定。12Rのクリスアーサーは2歳時にオープン勝ちの実績馬。休み明けの前走は7着だったが、今回は好勝負を期待したい。