前回からの続き。私はサヤカ35歳、会社員です。5年前、夫が病気で亡くなりました。それからは息子のシュウと2人暮らし。息子は10歳になり、私は新しいパートナーをみつけたいと思うように。そこで出会ったのがノブヒコです。彼には離婚歴(子どもはいません)がありますが、私と同じように幸せな家庭を築きたいと考えていました。互いの家族の了承を得て、私たちは結婚。しかしその直後、義母とノブヒコが彼の元妻について話しているのを、私は聞いてしまうのです。
義母とノブヒコが元妻について話をしているのを見て、心中穏やかでいられません。私は帰宅して早々、ノブヒコに尋ねました。
「会っているっていうか……」ノブヒコはやがて観念したように説明しはじめました。なんと、元妻を義両親所有のマンションの一室に住まわせているというのです。
もうそのときは離婚寸前。だから……その怪我のことも穏便に済ませるために、離婚後の住居として、義両親はマンションを元妻にタダで貸しているというのです。
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ノブヒコの言い分としては、自分はもう元妻とはなんの接点もないし、義両親も元妻に自分たちのマンションを使わせていることが、そんなに重要だとは思っていなかったということでした。驚きとショックで、頭のなかがグチャグチャになりました。
元妻についてノブヒコと義母が話をしているのを聞いてしまった私。心中穏やかではいられず、ノブヒコにどういうことか尋ねます。
すると義両親が元妻にマンションの一室をタダで貸しているという、衝撃の事実がわかったのでした。
ノブヒコとの喧嘩で元妻が怪我をしたので、物事を穏便に済ませるためにそうなったとのこと。これまでその事実を知らされていなかったことに、私は動揺します。
ノブヒコいわく、重要だとは思っていなかったとのことですが、私は納得できませんでした。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙