山陽新幹線は3月10日(月)に、全線開業から50周年を迎える。また、大阪駅エリアの開発が進む中、4月には「大阪・関西万博」が開催され、関西がますますにぎやかになる。そんな関西を発着地として、山陽新幹線を通じた「新たな乗車体験」「沿線地域の魅力」を楽しんでもらおうと、尾田栄一郎氏原作の『ONE PIECE(ワンピース)』とのプロジェクトを始動する。
今回のプロジェクトでは、「ONE PIECE」の世界観が表現されたオリジナルの車両デザインを外装・内装にそれぞれ施した新幹線3編成が、新大阪―博多間に春から順次登場する。プロジェクトのコンセプトは、「『偉大なる線路(グランドレイル)』へ!」。「ONE PIECE」作中に出てくる「偉大なる航路(グランドライン)」をモチーフとし、航路≒線路として山陽新幹線を表現したオリジナルコンセプトコピーだ。「ONE PIECE」の物語の舞台を山陽新幹線が駆け抜ける「せとうち」エリアに移し、主人公「モンキー・D・ルフィ」が夢に向かって仲間と大海原へ乗り出すように、「ONE PIECE新幹線」が乗客たちを冒険の旅へいざなう。
第1編成「せとうちブルー号」の外装は、「せとうちへの旅」をテーマに、海をイメージしたブルーのデザイン。ルフィを先頭に麦わらの一味を中心とした多くの「ONE PIECE」キャラクターが大集合だ。 「「ONE PIECE新幹線」のための描き下ろしのイラストを使用しており、第2・第3編成についても、それぞれ異なるデザインで運行を予定している。
そのほか、駅空間を活用したコンテンツやオリジナルグッズ発売、デジタルコンテンツの提供など、山陽新幹線の旅と「ONE PIECE」の世界をリンクさせた、さまざまな企画を展開していく。
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