ファンも待っている!昨季3勝のヤクルト・奥川の完全復活

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2025年01月13日 10:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

ヤクルト・奥川恭伸 (C) Kyodo News
 奥川恭伸の完全復活がヤクルトの先発陣を盛り上げる。

 ヤクルトは直近5年間で規定投球回に到達した投手は小川泰弘のみ。昨季も吉村貢司郎がチームトップの138回1/3を投げたが、規定投球回にわずかに届かなかった。

 奥川、吉村、高橋奎二と期待の先発がおり、先発候補が全くいないわけではない。その中でも、先発ローテーションの一角として期待されるのが奥川だろう。奥川は星稜高から19年ドラフト1位で入団し、2年目の21年には18試合・105回を投げ、9勝4敗、防御率3.26でリーグ優勝に大きく貢献した。同年のオリックスとの日本シリーズでは、第1戦に先発し、山本由伸と投げ合い7回を1失点に抑えた。

 3年目の22年は先発ローテーションの一角として期待され、3月29日の巨人戦で先発するも4回1失点で降板。この登板を最後に、一軍の登板から遠ざかった。24年6月14日のオリックス戦で2年ぶりに一軍先発し、5回1失点で勝利投手。続く6月29日の阪神戦でも5回1失点で2勝目を挙げた。

 9勝を挙げた21年と同じように登板間隔を空けながら先発し、7試合・32回2/3を投げ、3勝2敗、防御率2.76と、今季の完全復活に期待の持てる内容でシーズンを終えた。

 奥川の持っている能力は非常に高く、“敵”は故障だけ。今季こそシーズン通して、一軍の先発マウンドに上がり、完全復活することをスワローズファンは願っている。

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