【陸上】久保凛、東京世界陸上へ「標準切って出場する気持ち」目標タイムは日本新の1分58秒台

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2025年01月13日 18:15  日刊スポーツ

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笑顔を見せながら練習に臨む久保(撮影・垰建太)

陸上女子800メートル日本記録保持者の久保凛(16=東大阪大敬愛高2年)が新年の誓いを立てた。


13日、都内のナショナルトレーニングセンター(NTC)でU20オリンピック育成競技者研修合宿に参加。今年9月の世界選手権東京大会へ向け「今年は出たいと思っている。標準記録(1分59秒00)をちゃんと切って出場するという気持ちをもって、日々取り組もうと思います」と初出場へ決意を込めた。


久保は昨春からシニア年代で活躍し、同6月の日本選手権で初優勝。同7月には日本女子初の2分切りとなる1分59秒93をマークした。


今秋の世界選手権の参加標準記録までは0秒93に迫っており「今年は(1分)58秒台を狙いたい」と志は高い。「1周目(最初の400メートル)で速く入ってもリラックスして走れる体と、2周目に落ちないようにすることが必要。練習ではタイムを決めていないこともあるけれど、1つ1つの練習で質を上げていきたい」と思い描いた。


合宿には女子1500メートルで昨年のU20アジア選手権を制したドルーリー朱瑛里(岡山・津山高)も参加。練習の前後では明るく話し込む場面もあり「結構久しぶりでした。いつも通り、楽しくやっています」と同学年選手との交流に笑顔を見せた。


男子800メートル日本記録保持者の落合晃(滋賀学園高)、同走り高跳び高校記録保持者の中谷魁聖(福岡第一)らも参加。合宿は今日から4日間の日程で開催される。

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