【ラグビー】大学は「ノックオン」のまま、新用語適用は来季から 早大−帝京大の決勝は使われず

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2025年01月13日 19:42  日刊スポーツ

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早大対帝京大 前半、先制のトライを決める帝京大・森山(下)(撮影・江口和貴)

<ラグビー全国大学選手権:早大15−33帝京大>◇13日◇決勝◇秩父宮



日本ラグビー協会(JRFU)が6日に関係団体へ通達を出し、変更が「順次適用」となっていた新用語は、大学ラグビーの日本一決定戦では使用されなかった。ボールを前に落とす反則は、長く親しまれた「ノックオン」から「ノックフォワード」へ変わることになったが、この日の大型ビジョンでは従来の名称で表示と解説があり、開始早々に起きた際は、レフェリーが「ノックオン」と声を発して、以降もそのままだった。


大学は全日程が終了。来季から「ノックフォワード」などの新用語で統一される。


最高峰のリーグワンでは11日、国内の先陣を切って適用初日を迎えていた。横浜キヤノンイーグルス(横浜)と静岡ブルーレヴズ(静岡)の一戦では、前半2分に最初のノックフォワードが発生。場内のスクリーンには「ノックフォワード ボールを前に落としてしまう反則(旧ノックオン)」と表示された。


一方、特段のテストなどはなく順次適用で公式戦に突入したため、レフェリーや実況アナウンサーが「ノックオン!」と、あまりにも慣れた旧用語を発してしまう場面もあった。


【用語変更8種】


※( )内は旧


◆トライライン(ゴールライン)


◆トライゾーン/トライエリア(インゴールエリア)


◆プレ・バインド/プレ・ボンド(ラッチ)


◆トライラインドロップアウト(ゴールラインドロップアウト)


◆イエローカード(一時退出)


◆退出/レッドカード(退場)


◆ノックフォワード(ノックオン)


◆スティール/スティーラー(ジャッカル/ジャッカラー)

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