陸上女子800メートル日本記録保持者の久保凛(16=東大阪大敬愛高)が、9月の世界選手権東京大会へ決意を示した。13日、都内でU20五輪育成競技者研修合宿に参加。参加標準記録(1分59秒00)まで0秒93と迫っており「標準を切って出場するという気持ち」と初出場へ意気込んだ。
昨年は6月の日本選手権で初優勝し、同7月には日本女子初の2分切りを達成。高校3年生で迎える今季はスピード強化に主眼を置くといい「(1分)58秒台を狙いたい」と誓った。
男子同種目日本記録保持者の落合晃(こう、18=滋賀学園)は今春から駒澤大(駒大)へ進学するとあらためて明言。大八木弘明総監督のもと、今秋の世界選手権と28年ロサンゼルス五輪を目指す。
世界選手権の標準記録には0秒30と迫っており「まずは(1分)44秒を切りたい。勝負するには43秒台でも足りないぐらいだと思うので、段階を踏んで43秒台を目指したい」と決意。春から始まる大学生活へ「五輪に出場するだけでなく、メダルを取れる選手になりたい」と抱負を口にした。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。