アメリカのトランプ次期大統領がロシアのプーチン大統領と近く電話会談を行う見通しだと次期政権の高官が明らかにしたことについて、ロシア大統領報道官は「そのような接触が必要だとの政治的意思がある」と述べました。
ロシアのペスコフ大統領報道官は13日、トランプ氏とプーチン氏との電話会談を含めた今後の接触について、「そのような接触が必要であり、適切であるとの政治的意思がある」と述べました。そのうえで、トランプ次期政権の高官が“ウクライナの領土から全てのロシア人を追い出すのは現実的ではない”との考えを示したことについて、「これらの発言内容は注視している」としながらも、「トランプ新政権の立場について判断するのは、新政権が始動してからだ」と強調しました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシア西部クルスク州で北朝鮮兵2人を捕虜にし、ウクライナ兵との交換を条件に北朝鮮側に引き渡す用意があると表明したことについては、「何が事実か分からない」としてコメントを避けました。