ウガルテに最大3試合の出場停止処分？　FAカップ3回戦におけるハヴァーツとの“小競り合い”が問題視

　マンチェスター・ユナイテッドに所属するウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテに、最大3試合の出場停止処分を受ける可能性が浮上した。13日、イギリス紙『デイリー・スター』が伝えている。

　FAカップ3回戦が12日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でアーセナルと対戦。試合は52分にブルーノ・フェルナンデスの得点でマンチェスター・ユナイテッドが先制したものの、61分にディオゴ・ダロトがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場処分となる。直後の63分にはガブリエウ・マガリャンイスに同点ゴールを許し、勝負は延長戦へと突入。120分でも決着はつかず勝敗はPK戦へと委ねられ、最終的にはマンチェスター・ユナイテッドが4回戦に駒を進めた。

　ルベン・アモリム監督就任後も苦しい戦いが続いていた同クラブだったが、強豪との接戦を制して3回戦を突破。FAカップ連覇を目指す“赤い悪魔”が今大会初戦を勝ち抜いた。しかし、アーセナル戦で先発出場を飾ったウガルテに出場停止が課される可能性が浮上。問題となっているのは、カイ・ハヴァーツがハリー・マグワイアに倒され主審がPKを宣告した69分のシーンだ。判定に対して不服の意を示したウガルテがハヴァーツに詰め寄り、頭突きのような形となったことでハヴァーツがピッチに倒れ込んでいた。

　該当シーンで同選手にカードは提示されなかったものの、『デイリー・スター』は最大3試合の出場停止処分を受ける可能性を指摘。今季ここまで公式戦23試合に出場しているウガルテだが、今後の進展に注目が集まる。