フランクフルトとウインナーの違いは? どちらも「ソーセージ」だけど明確な差が

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2025年01月14日 07:10  週刊女性PRIME

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フランクフルトのほうがウインナーより太く厚いので、中心部まで火が通るのが遅い。弱火で長めに加熱すれば、焼き目もついてふっくらした仕上がりに ※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!フランクフルトとウインナーの違いは?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.フランクフルトとウインナーの違いは?

A.太さに違いがあり、羊の腸に詰めたものがウインナー、豚の腸に詰めたものがフランクフルトです。(現代ソーセージ研究家 村上武士さん)

 コンビニやスーパー、屋台など、さまざまなところで見かける“フランクフルト”と“ウインナー”。商品名が異なるといえど、どこに違いがあるのかわからずに食べている人も多いはず。

 そこで、それぞれの違いについて、ソーセージの専門店「ハヤリソーセージ」のシェフで、現代ソーセージ研究家の村上武士さんに話を聞いた。

「明確な違いは2つ。皮の太さと使用している腸の種類によって名称が異なります。まず、ウインナーは太さが20ミリ未満、もしくは羊の腸を使用したもの。一方のフランクフルトは太さが20ミリから36ミリ未満、または豚の腸を使用したものになります。

 それ以上の太さ、または牛腸を使用したものはボロニアソーセージと日本では定義。基本はどれも豚肉を加工することが多いので、肉の違いで名称が変わることはありません」(村上さん、以下同)

 肉の割合が50パーセント以上であればいいので牛でも鶏でも構わない、と村上さん。ところでソーセージも名称が異なるが、何か違いはあるのだろうか。

「実は、ソーセージは名称というよりも、食品のジャンルで大枠となる存在。ウインナーもフランクフルトもこの枠に入っているもので、どちらもソーセージの一種なんです」

 ソーセージと断言するのは簡単そうだが、そこから数センチの違いを見つけるのは至難の業だ。

「そのため、食品の原材料表示には必ず、名称が書いてあります。スーパーやコンビニでソーセージを買う時は、のぞいてから選ぶと食材選びが楽しくなるかも」

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  • フランクフルトはそもそもドイツの都市名だということも心に留めてほしい。「ウィンナー」は「ウィーンの」という意味だし。
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