「お店の人も諦めるキャベツの高さ」
ちばちょごりさん(@chibachogori)が、X(旧Twitter)に野菜の価格高騰の状況を浮き彫りにした写真を投稿。23万ものいいねが付く注目を集めています。
ちばちょごりさんが公開したのは、とあるスーパーのキャベツ売り場を撮影した写真。驚くべきはその値段。税抜きで1玉498円、半玉250円という高値がついています。
以前は安く買えて量の多い野菜の代表格だったキャベツ。しかし、近年では、円安や国際情勢などによる農業経営にかかる資金の高騰、物流に関する法改正、人件費の上昇、異常気象などの影響が重なり、野菜の価格が急激に高騰。キャベツも気軽に買える値段ではなくなってしまいました。この状況には、スーパーの担当者もお手上げなようで…。
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「御免なさい!ギブです!」
と、商品の棚札に悲痛なコメントが。
さらには、ダンボールの紙に手書きで、「とんカツの〜 肉より高い キャベツかな〜」と嘆きの川柳を披露してしまうありさま。
そんな売り場の様子について紹介されたちばちょごりさん。リプ欄にもたくさんのコメントが寄せられました。
「添え物のキャベツが高級食材になってしまった」
「キャベツで飢えをしのぐことができる時代ではなくなったようですね」
「他の野菜も高騰しているようです」
「目玉飛び出ます…」
「(川柳の)字体がさらに哀愁を感じますw」
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しかし、「(価格面で)このスーパーは凄く頑張っていますよ」といわれる方も。
実際、他のスーパーではもっと高かった、という旨の声もたくさん寄せられていました。なかには、千円ほどで売られていたという情報も…。
――今回訪れたスーパーは地元にあるお店ですか?
ちばちょごりさん:地元にあるスーパーです。付近にはスーパーが多く、車移動なので選択肢が多いんですが、こちらにもそこそこ来ます。
――ポストで紹介されたキャベツ売り場を見て、どのように感じられましたか?
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ちばちょごりさん:この前に、別のお店で見たキャベツが高く、ここは安いかなと思って来てみたのですが…。でも、意外なポップのコメントと手書き川柳に笑ってしまい、ちょっと買おうかなって思いました。
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近年の価格高騰。消費者ももちろん大変ですが、売る側も色々な苦労を抱えているのですね…。
ちなみに、2019年から一昨年前まで、仕事の都合で韓国に住んでいたというちばちょごりさん。韓国も当時から物価高で、日本では安く購入できる食材が向こうでは高かったりして、買い物時に悩んだりしたこともあったそう。しかし現在では、日本の物価はそれよりももっと高くなってしまったとのことです。
しかし、その一方で、「外食やスーパーのお弁当・お惣菜・お刺身なんかは、日本の方がずっと安くて種類も多くてすごく嬉しい」とも話していました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))