泥汚れや襟、袖の汚れなど生活のさまざまな汚れをキレイにする洗濯石鹸、『ウタマロ』。がんこな汚れもしっかり落してくれることから、愛用している人も多いのではないでしょうか。
私は小学生男児を2人育てる母ですが、ウタマロ石鹸は日々の洗濯でなくてはならない存在になっています。
しかし、「ウタマロ石鹸はとっても優秀だけど、ケースの正解が分からない」そんな悩みを持っている方も多いでしょう。今回は3COINSで販売されている「洗濯石鹸ケース」と、ニトリで販売されている「泡立つ洗濯せっけんケース」を使って、使いやすさを比較してみようと思います。
◆3COINS 洗濯石鹸ケース(税込330円)
サイズ:11.0×6.5×3.2cm
素材:シリコーンゴム
石鹸ケースと蓋のシンプルな設計で、コンパクトなサイズ感が特徴です。
内部には凹凸があるので石鹸を入れたときに滑らない設計になっています。蓋付きなのでほこりをかぶる心配もなく、保管しやすくなりました。
ウタマロせっけんにピッタリサイズの設計なので、石鹸を入れにくく感じましたがシリコーン素材なのでケースをぎゅっと押すことでスムーズにセットできました。なによりコンパクトで無駄な場所を取らないのが大きなポイントかなと思います。
◆ニトリ 泡立つ洗濯石せっけんケース 1,290円(税込)
サイズ:13.5×8.5×7.5cm
材質:プリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂
3COINSのものに比べるとサイズは大きめですが、バネ式になっているのでサイズ問わず石鹸を固定できるのがオススメポイントです。
下部のブラシ部分は回転するようになっています。ブラシが硬めなので靴洗いにも向いていそう!
さっそくケース内に石鹸を入れていきます。バネが結構固めで、全体的にかなりしっかりした作りになっています。
サイドの留め具をしっかりと固定することで、石鹸がケース内に固定されます。
強度なバネのおかげで石鹸が動くことはなさそうなので、最後まで余すことなく使えるのがこちらの石鹸ケースの大きなメリットかもしれません。
今まで使う分だけ小さく切って使用していたウタマロせっけんですが、ニトリの石鹸ケースならこういった小さくなった石鹸も使用することができました!
◆ニトリの石鹼ケースはコロコロ転がすだけでしっかり泡立つ
まずは、ニトリの石鹸ケースを使用していきます。ケースと洗うものの両方を水で濡らします。
コロコロとケースを転がすだけで、あっという間に泡立ちます!
とっても手軽ですが、ブラシが固めなので衣類の生地によっては気を付けた方が良さそう。ガンガン洗っても大丈夫なお子さんの運動着などなら良さそうです!
靴洗いにも使用してみましたが、これは……ものすごく良い! みるみるうちに泥水が流れ出るほど一気に洗うことが出来るので、感動しました。
しかし、凹凸がある部分や靴の内部にはブラシを使用する必要があります。普段はウタマロを直接つけて、ブラシで一生懸命ゴシゴシ泡立てていたので、全体を一気に洗えるのはかなり時短になりました。
ケースから石鹸を取りだしてみると、靴を洗った後は草がたくさんついていたので、その都度しっかり石鹸とケースを洗う必要がありますよ。
◆ピンポイントで汚れが落ちるのは3COINSの石鹸ケース
次に、3COINSの石鹸ケースを使用して靴を洗っていました。石鹸ケースがシリコーン素材なのでしっかりと手にフィットするため、せっけん単体で使用するよりも圧倒的に使いやすいです。
靴洗いブラシを使用するのは今までと変わらないので、手がヌルヌルにならないことが大きなメリットかなと思います。
衣類の汚れに使用する際はピンポイントに汚れに石鹸を付けることができるので、落としたい汚れをしっかり落とすことができました。
ニトリのケースと比べて全体を泡立てない分、石鹸を必要最低限の使用量に抑えられます。
小さな汚れのみウタマロで落としたい場合は、石鹸を無駄に使わずとも狙った汚れを落としやすいというのはこちらのメリットに感じました。
◆ニトリのケースは靴洗いの時短に!
なんといっても一番感じたのは、靴洗いがとてつもなく時短になります。
素材や凹凸の有無によっても変わるとは思いますが、運動靴や子どもの上履き洗いには最適です。
今までの半分以下の時間で靴洗いが完了するようになったので、毎週の上履き洗いが億劫だという方には自信を持ってオススメできます。
こちらを購入してから、子どもたちも力を入れずとも上履きを綺麗に洗えるようになりました。
衣類の洗濯に関しては、ブラシが硬いがゆえにおしゃれ着には向かないと思います。
全体的な汚れが気になる子どもの体操着、ユニフォームには最適だと思います。部分洗いとして使用するには石鹸の消費が早いのがデメリットに感じました。
◆3COINSの石鹸ケースは部分洗いにオススメ
「ウタマロせっけんの保管方法に悩んでいる」という方には、コスパもよくオススメです。
ニトリの石鹸ケースのようなブラシは付いていないので、使用するときに手がヌルヌルにならずに使えて、そのままフタを閉めて保管できるのでシンプル設計故の使いやすさがあります。
部分洗い用としてウタマロ石鹸を使用する家庭なら、こちらがオススメかなと思いました。
実際に2種類使用してみて感じたのは、用途によってメリット&デメリットが大きく変わるということ。
我が家の場合は小学生男児が2人いることもあり、派手に洋服を汚したり、毎週の上履き洗いが必須になるので圧倒敵にニトリの洗濯せっけんケースがお気に入りです。
とはいえ、部分洗い用としても使用するので、部分洗いで使う際は3COINSのケースに入れて保管できると便利かなと思いました。
<文/鈴木風香>
【鈴木風香】
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama