松橋新監督「サッカーのスタイルも大事だが、勝つためにプレーを」FC東京が新体制発表、新ユニフォームも披露!

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2025年01月14日 11:10  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
サッカーJ1のFC東京が1月10日、味の素スタジアム(東京都調布市)で新体制を発表した。



新たな指揮官として迎えられた松橋力蔵監督らが昨季の挽回を誓い、新加入した選手たちも挨拶に登壇。5年ぶりに復帰する橋本拳人が背番号18番を付けることが明かされたほか、発表会後半ではニューバランスが手掛ける新ユニフォームもお披露目された。

○■松橋新監督「サッカーのスタイルも大事だが、勝つためにプレーを」


発表会はYouTubeで生配信され、多くのサポーターたちが見守るなかで行われた。



小原光城ゼネラルマネージャーは会の冒頭、昨シーズンについて「我々にとって非常に悔しいシーズンになった」と振り返った。FC東京は昨季、ピーター・クラモフスキー監督の采配のもと、15勝9分14敗という結果でリーグ7位でフィニッシュしていた。



「チームのパフォーマンスの不安定さが大きかった。ゴールは1試合平均1.4点と過去8年で過去最高を記録したものの、不調の波が激しく、チャンス構築率の低下であったり、守備でも失点の多さや、切り替えの5秒以内のリゲインの数の低下などが不調の波を大きくした原因だと思う」(小原GM)



昨シーズンの反省を踏まえたうえで、小原GMは「2025シーズンは攻守における戦術の徹底と明確化し、FC東京独自の攻撃的、攻撃的なフットボールスタイルを築き上げ、勝利を手にしていく」と誓い、「我々の武器であるスポード感のある攻撃は活かしていきたい」と訴えた。


続いて新監督として就任した松橋監督が姿を表すと、YouTubeチャット欄も大盛り上がり。開口一番、「まずは本当に皆さんに早く信頼されるよう日々努力すること、そしてこのスタジアムが熱狂の渦に包まれるような攻撃的なサッカーを目指して頑張っていきたい」と挨拶。



昨シーズンまでアルビレックス新潟を率いていた松橋監督だが、FC東京からオファーがあったことについて「まずは驚きだった。監督経験はそこまでないなかで、まさかという思いもあった。どんどん嬉しさと高揚感が出てきたことを覚えている」と振り返る。

また、FC東京の印象について「エネルギッシュでアグレッシブなサッカーを展開する素晴らしいチームだと思っていた」と語り、今後の方針に関しては、「サッカーのスタイルは大事な部分だが、最終的に大事なのは勝つこと。勝つチームになっていかないといけないので、スタイルのためにプレーするのではなく、勝つためにプレーすることを大前提に考えたい」との考えを明かした。


続いて、今シーズンから新たに加入するペク・インファン選手、常盤亨太選手、後藤亘選手、山口太陽選手らが登場。


明治大学から加入した常盤選手は自分の強みについて「守備や球際の攻防など、泥臭いプレーでチームを救うところ」とアピールし、「(FC東京のゴールキーパーである)野澤大志ブランドン選手とは(FC東京U-18時代に)寮も二人部屋で一緒だった。(彼には)常に上を行かれているので、追い越せるように頑張りたい」と意気込んだ。


新体制の発表会では、新ユニフォームもお披露目された。オフィシャルサプライヤーを務めるニューバランスジャパンの酒井崇光さんは、デザインのコンセプトについて「The Beat of Tokyo Nights」だと主張。「車のライト輝きやネオンに照らされた街など、“東京の夜景”のイメージをグラフィックとして落とし込みました」「ファーストユニフォームは、ナイトゲームのときに印象深い“花火”をモチーフとしたセンターの赤いラインがワンポイント」と説明した。


ファーストユニフォームを着用して登場した俵積田選手は「素材も軽くて動きやすいな、っていう印象」と語り、黄色いユニフォームに身を包んだ野澤選手は「シャツのサイドに青赤のラインが入ったことで、より一層自分がFC東京を背負って戦うという気持ちにさせられた」と意気込みを語った。


新ユニフォームを纏ったFC東京は松橋新監督のもと、見事なリスタートを切ることができるのか。2月15日に控えた開幕戦に期待が高まる。



猿川佑 さるかわゆう この著者の記事一覧はこちら(猿川佑)

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