日向灘を震源とする地震 最大震度5弱観測の宮崎県　JRは一部区間で始発から運転見合わせ

きのう夜の日向灘を震源とする地震で最大震度5弱を観測した宮崎県では、JRが運転を見合わせるなど影響が出ています。

きのう午後9時19分ごろ、宮崎県で最大震度5弱を観測する地震が発生。地震の規模を示すマグニチュードは暫定値で6.6となっています。

宮崎県と高知県に一時、津波注意報が発表され、宮崎市と日南市で20センチの津波が観測されました。

避難した人
「（緊急地震速報と）同時くらいに揺れだしたから、案外長かった。怖いですよね」

記者
「宮崎空港駅に来ています。窓口のガラスが割れてしまっています」

JR宮崎空港駅では、窓口のガラスが割れる被害がありました。

運転士
「駅舎全体が揺れるような、きしむような音がしばらく続きました」

宮崎県によりますと、今回の地震により、1人が軽いけがをしたということです。

また、JRは宮崎県内の一部区間できょう、始発から運転を見合わせました。

JRの利用者
「成人式があって、こっち（宮崎）に来てて、帰ろうと思ったんですけど、電車が止まってるらしくてどうしようかなって」

JRによりますと、昼ごろの運転再開を予定しているということです。