クラブ・レオンは13日、ラージョ・バジェカーノからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが完全移籍で加入することを発表した。
移籍金が発生しないフリートランスファーでの加入となり、背番号はコロンビア代表でお馴染みの「10」に決定。スペイン紙『アス』によると、契約期間は2025年12月31日までの約1年間となっているようだ。
現在33歳のJ・ロドリゲスはかつてポルトやモナコ、バイエルンなどで活躍し、2014年夏から2020年夏まで在籍したレアル・マドリードでは公式戦通算125試合出場37ゴール42アシストをマーク。その後はエヴァートンやカタールのアル・ラーヤン、オリンピアコス、サンパウロを渡り歩き、昨年夏にラージョ・バジェカーノへフリートランスファーで加入した。
約4年ぶりのラ・リーガ復帰を果たしたJ・ロドリゲスだが、ラージョ・バジェカーノでの出番は限定的なものに。シーズン前半戦はラ・リーガで6試合、コパ・デル・レイ(国王杯)で1試合の出場、プレータイムの合計はわずか205分間に留まった。こうした状況からイニゴ・ペレス監督との確執も噂され、直近では契約解除に向けた交渉を進めていることが報じられていた。
J・ロドリゲスが加入するクラブ・レオンはメキシコ屈指の名門として知られ、2023年には北中米カリブ海のクラブナンバーワンを決するCONCACAFチャンピオンズカップを制覇。FIFAクラブワールドカップ2025の出場権を獲得し、本大会ではチェルシー(イングランド)、フラメンゴ(ブラジル)、エスペランス(チュニジア)と同居するグループDに入っている。
【動画】ハメス・ロドリゲスの新天地はメキシコに!
𝐃𝐄𝐂𝐈𝐌𝐔𝐒 "𝐗"@jamesdrodriguez 🦁 pic.twitter.com/o98EwyTMsb— Club León (@clubleonfc) January 13, 2025