寒い冬にも大活躍のエアコンですが、暖房をつけているのに「冷たい風」が出てきたことはありませんか?故障しているのかと不安になりますが、実は「霜取り運転(除霜運転)」中なんだそう。東芝ライフスタイルの公式Xアカウント(@TOSHIBA_LS)が、その理由を説明しています。
冷風が出るのは室外機の霜を取り除く「除霜運転」をしているから
エアコンは、冷媒ガスを用いて暖房運転時は屋外の熱を拾い、室内に熱を運ぶという「ヒートポンプ方式」になっています。 家の外の気温は低く寒いのですが、室外の熱交換器は暖房をするために、さらに冷たくなります。 その結果、家の外の空気中のわずかな水分が冷たい熱交換器に触れたとき、結露し凍りついて霜となってしまいます。
室外機の霜を取り除くための「除霜運転(霜取り運転)」中は、室外機側に熱を送る必要があります。その間、室内には数分間冷気が流れ、除霜が終わると自動的に暖房運転が再開されます。除霜運転時は以下の症状が出る場合がありますが、正常な動作なのだそう
【除霜運転(霜取り運転)時の症状】
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・室内機の温風が一時的に停止する
・室外機から水や湯気が出る
・冷媒の流れが切り替わる時に「プシュー」という音がする
・「シュルシュル」といった冷媒が流れる音がする
▽出典
・東芝ライフスタイル株式会社 公式X/エアコンの暖房を使用中、冷たい風が出てきた経験はありませんか?
・東芝ライフスタイル株式会社 公式HP/暖房中なのに、冷たい風が出る。これって故障なの?
・東芝ライフスタイル株式会社 公式HP/暖房中に止まってしまう(除霜運転)