DeNA・木村球団社長「みんなが束になって優勝を勝ち取るシーズンに」98年以来のリーグ優勝を目指す

14日、DeNAは横浜市内の球団事務所で「年始全社シェア会」を開き、木村洋太球団社長が年頭の挨拶を行った。

今季、全社で共有する価値観として『Be CRAZY』というワードを掲げた木村球団社長。球団職員を前に「今までの常識にとらわれないだとか、中途半端なものとするんじゃなくて徹底的にやり抜く、そういったような意味も込めてのもの。それぞれ皆さんが今、野球に熱中しているか、夢中になっているか。今の自分の役割に熱狂しているか。そんなことを考えながら、仕事に取り組む一年にしていただきたい」と説いた。

昨年、26年ぶりの日本一を達成したが、レギュラーシーズンはリーグ3位だったDeNA。挨拶の中で木村球団社長は、「今までも当然、優勝を目標にやってきたが、ただ、普通に優勝目指すんじゃない。優勝に全振りする。会社すべてをかけて、 すべての時間、すべてのリソースを優勝にひたすらかけていく」と力強く宣言。

「去年達成できなかったリーグ優勝からの日本一が最大の目標。ユニフォーム組だけじゃない、チームに帯同している人たちだけじゃない、みんな同じ方向を向くことで、個々の力自体は小さいかもしれないけど、みんなが束になって優勝を勝ち取る、そんなシーズンにしていきましょう」と27年ぶりのリーグ優勝からの日本シリーズ連覇へ向け、熱弁をふるった。

（取材・撮影＝ニッポン放送アナウンサー洗川雄司）