【AI予想・日経新春杯】レース当日よりも前走の人気が重要!? 本命候補は初タイトルを目指す3頭

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2025年01月14日 19:00  netkeiba

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日経新春杯に出走予定のホールネス(ユーザー提供:もふさん)
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は日曜日に京成杯(GIII)と日経新春杯(GII)が行われます。その中から中京競馬場で行われる日経新春杯を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の日経新春杯での前走人気別成績を見ていきます。過去10年の日経新春杯では前走で5番人気以内だった馬が7勝2着8回3着6回と良績を残しています。過去10年の日経新春杯は全てハンデ戦で行われており人気薄にもチャンスのある一戦ですが、意外にも前走の人気では高い支持を集めていた馬に分がありそうです。

 前走で人気になっているのは、近況が好調な馬や優れた実績のある証拠と言えます。近走で調子の良さを見せている馬や実績十分の実力馬については、レース当日の人気がなくても注意が必要になるかもしれません。

 続いては、過去10年の日経新春杯における前走クラス別成績です。過去10年の日経新春杯では前走で重賞に出走していた馬が7勝2着5回3着6回と結果を残しています。前走で重賞の流れを経験している馬に分のある一戦と言えるのかもしれません。

 一方、前走がオープン特別以下だった馬は3勝2着5回3着4回と12頭が馬券に絡んでいます。この12頭の内、11頭が前走で4着以内に成績を残していました。前走でオープン特別以下だった馬でも、前走で上位争いに絡んでいる馬であれば馬券に絡むチャンスがあることは覚えておきたいところです。

 それでは早速ですが、今週の日経新春杯でAIから導き出された火曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆初タイトルを目指す本命候補

ホールネス

 ここまで7戦4勝2着1回3着2回で複勝率100%。デビューは23年4月の未勝利戦と遅かったものの、そこから着実な歩みを見せてオープン特別や重賞でも結果を残しています。まだ重賞タイトルは獲得していませんが、前走のエリザベス女王杯(GI)ではGI初挑戦ながら3着に好走し牝馬トップレベルの能力を示しています。また、このレースでは2着馬のラヴェルや5着馬のレガレイラが次走で重賞を勝利しており、レベルの高いメンバーが相手だったことも評価できる点と言えます。

 今回は前走の京都から中京へと舞台は変わりますが、中京では2戦2勝と負け知らず。日経新春杯が行われる中京芝2200mでも勝利を挙げており、この舞台への適性は十分に示しています。今回は牡馬相手の一戦になりますが、コース適性の高さや近走の勢いを活かしての重賞初制覇に期待したいところです。

キングズパレス

 昨年3月にオープン入りを果たすと、新潟大賞典(GIII)や七夕賞(GIII)で2着に好走するなど重賞戦線でも活躍。残念ながら重賞初制覇とはなりませんでしたが、ハイレベルなレースでも通用する能力があるところは見せています。

 前走の中日新聞杯(GIII)では5着と馬券に絡めていませんが、後方から上がり最速の脚を使っていましたし着順以上の内容は見せています。差し脚を活かすタイプで展開に左右される面は否めませんが、末脚の威力は十分ですし流れ次第では浮上の余地はあります。持ち味の決め手を活かせる流れになれば前走以上の結果にも期待できそうです。

ヴェローチェエラ

 昨年8月のルスツ特別(1勝クラス)から3連勝でオープン入りと勢いは一番と言える本馬。デビューから3着以内を外していないですし、これまでのレースでは全て上がり2位以内と末脚の威力も十分。

 昨年は京都新聞杯(GII)で3着に好走し、重賞でも通用する能力も備えています。その京都新聞杯では4着だったアドマイヤテラが菊花賞(GI)で3着に好走していますし、5着馬のキープカルムもオープン特別で結果を残しているようにレベルの高いメンバーが相手だったことも好印象です。今回はオープン馬相手の一戦となりますが、能力はヒケを取らないはずですし、今の勢いを活かせれば4連勝での重賞制覇というシーンが見られるかもしれません。

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