サイエンスプロデューサーの米村でんじろう先生が、アステカ文明で使用された“デスホイッスル”を紹介する動画がYouTubeで話題に。思わず吹いてみたくなる笛や分かりやすい説明を支持する声が集まり、記事執筆現在までに160万回以上再生されています。
動画が投稿されているのは、中京テレビで放送されている番組「でんじろう先生のはぴエネ!」の公式YouTubeチャンネルです。
●不気味なデスホイッスル
今回は動画冒頭からでんじろう先生が鬼の形相でデスボイスを放つ様子が映し出されますが、実は隣でスタッフがデスホイッスルを吹いていたことが明かされます。
|
|
このデスホイッスルはアステカの古代遺跡から見つかっており、戦闘や儀式で使用されたといわれています。今回動画に登場したのはレプリカですが構造は本物と同じように作られており、これを使ってその音の秘密を解説しました。
デスホイッスルは、まるで人が地獄から叫んでいるかのような不気味な音を奏でます。
●デスホイッスルの秘密を解説
内部の構造は普通のホイッスルとは違い、空気を吹き込む先に小さな部屋があります。その部分の空気が震えて不気味な音が出るようになっています。
さらにでんじろう先生は、普通のホイッスルとデスホイッスルの音を音量と音程(周波数)が計測できる装置で調べます。
|
|
普通のホイッスルは特定の周波数がキレイに確認できますが、デスホイッスルはさまざまな周波数が混ざっており、わざとキレイな音がしないような作りになっているとのことです。
●たった3分なのに分かりやすい解説動画への反響
この動画には「流石に神回すぎて草」「文明のセンスすげえ」「面白いのにちゃんと勉強になるの流石としか言いようがない」「たった3分しかないのにこの満足度と分かりやすさ……流石です」という声や「ちょうどデスホイッスルめちゃくちゃ欲しいなって思って色々調べてたので嬉しいです!」という声が寄せられていました。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。