現在33歳のI・マルティネスはレアル・ソシエダの下部組織出身で、2011年8月にトップチームデビューを果たした。2018年1月にはアスレティック・ビルバオに加入し、すぐさま出場機会を確保。スペイン代表の常連メンバーにも定着すると、2023年7月にバルセロナへと加わった。今夏には売却候補と報じられていたものの、ハンジ・フリック監督の下では絶対的なレギュラーに君臨。今季はここまで公式戦27試合出場2ゴール2アシストの成績を残している。
12日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝戦でも、宿敵レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に先発出場したI・マルティネス。チームは前半だけで4ゴールを奪うなど5−2の大勝を飾り、2シーズンぶり19回目の同大会優勝を達成。しかし、I・マルティネスは28分に負傷交代を余儀なくされていた。
そんななか、バルセロナは14日にI・マルティネスのメディカルレポートを発表。「今朝14日に行われた検査の結果、トップチームのI・マルティネスが右大腿二頭筋の断裂を負っていることが判明した」と詳細を伝えつつ、「離脱期間は約4週間」と全治までの推定日数を公表した。同選手は昨年9月のオサスナ戦を除き、ここまでの公式戦全27試合にスタメン出場中。I・マルティネスの離脱は、移籍の可能性が噂されるウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの去就にも影響を与える可能性が報じられている。
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