【動画】アニメ声優初挑戦の萩原利久&古川琴音に注目 映画『花緑青が明ける日に』特報
物語の舞台は、土地立ち退きの強制執行が迫る創業330年の花火工場・帯刀煙火店。そこで育った若者たちと、幻の花火<シュハリ>をめぐる2日間の物語を描き出す。2024年5月に開催された「第77回カンヌ国際映画祭」マルシェ・ドゥ・フィルム「Animation Day」アヌシー・アニメーションショーケースにて、世界中のさまざまな制作段階にある5作品の1本に選出された。フランスのスタジオ・Miyu Productionsとの日仏共同製作。
萩原利久と古川琴音は、共に今回がアニメ声優初挑戦。老舗の花火工場「帯刀煙火店」の次男で、失踪した父親に代わり幻の花火を完成させようと奮闘する帯刀敬太郎役を萩原、敬太郎の幼なじみで、地元を離れ東京で将来の道を模索している式森カオルを古川が演じる。
萩原は「最初1人でアフレコをしていた時にはなかなか手応えをつかむことができず、普段いかに周りの人や環境に支えられてお芝居をしていたのかと実感させられました」とコメントを寄せ、初めての声優挑戦に葛藤しながらも役に真剣に向き合ったことがうかがえる。古川は「この作品は、日本画家出身の四宮監督がアニメで花火を描いた温故知新の芸術だと思います」と本作のオリジナリティーあふれる魅力をアピールした。
ティザービジュアルは、行政による立ち退きがあすに迫る帯刀煙火店で花火を作っている敬太郎のもとを、東京から帰省したカオルが訪れ、2人が4年ぶりに再会するシーンをとらえている。部屋の内装やインテリア、窓から日が差している様子などが繊細に描かれ、印象的なビジュアルになっている。花火の打ち上げ準備をする手を止めカオルの方を振り向く敬太郎と、久しぶりの再会に戸惑うカオルの表情も見どころだ。
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アニメ映画『花緑青が明ける日に』は、本年全国公開。
※コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■萩原利久
初めて声優のお仕事をさせていただき、とても新鮮でした。最初1人でアフレコをしていた時にはなかなか手応えをつかむことができず、監督の「OK」だけを頼りにしていたのですが、最終日に古川さんと掛け合いで収録させていただいて、1人で録っている時とは全く体感が違って。普段いかに周りの人や環境に支えられてお芝居をしていたのかと実感させられました。僕自身、最初に脚本やVコンテを拝見した時に「これは凄い作品になるんじゃないか」と感じましたので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
■古川琴音
四宮監督が構想から8年という長い年月をかけて育まれた、大切な作品に呼んでいただけたことがとても嬉しく、声優は初めてでしたが体当たりで臨ませていただきました。
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