トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが負傷したことを明らかにした。14日、クラブ公式サイトが発表している。
今シーズンここまで先発出場は7試合にとどまっているものの、公式戦26試合に出場しているヴェルナーは、12日に行われたFAカップ3回戦でナショナルリーグ(5部相当)のタムワース戦に先発出場を果たし、90+1分までプレーしていた。なお、試合は延長戦の末に3−0で勝利していた。
しかし、この試合でヴェルナーは負傷していた模様で、ポステコグルー監督は「負傷したのはティモだけだった。彼はハムストリングを負傷した。今は検査の結果を待っている」と説明し、15日に行われるプレミアリーグ第21節のアーセナル戦を同選手は欠場する可能性が高いことを明かした。
一方、ポステコグルー監督は昨年11月3日に行われたアストン・ヴィラ戦でハムストリングを負傷して以来、離脱していたブラジル代表FWリチャーリソンが復帰したことも明らかにし、「試合に出る準備ができている」とアーセナル戦に出場できることを語っている。
それでも、負傷者が続出している今シーズンのトッテナムでは、イタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ、同代表DFデスティニー・ウドギー、オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ、ウェールズ代表DFベン・デイヴィス、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールらは引き続き欠場となる見込みで、ヴェルナーもここに加わることになればさらなる痛手となりそうだ。