サンミュージック「リッキー」岡博之社長、元広島北別府学さんの遺志継ぐNPFの理事に就任

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2025年01月15日 15:52  日刊スポーツ

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サンミュージック岡博之社長

大手芸能事務所サンミュージックは15日、お笑いコンビ・ブッチャーブラザーズのリッキーことサンミュージックの岡博之社長(66)が、一般社団法人「Next Player’s Foundation(NPF)」の理事に就任したと発表した。


NPFは、23年6月に65歳で亡くなった元プロ野球広島の北別府学さんの遺志を継ぎ、妻の広美理事長によって24年8月20日に設立された。


NPFは、全国各地の児童養護施設、支援団体、学校施設を対象として、野球グローブやボールを現物で寄付する取り組みを行う。そのことで、多くの子どもたちが用具を必要としたスポーツ野球を楽しむ機会を得るだけでなく、精神面の成長・社会性の発達・学習面への好影響をもたらし、スポーツを通じて友情を育み、健康的に成長するサポートをする。また、支援を希望する団体からの支援依頼にも柔軟に対応する方針で「私たちは常に現場の声に耳を傾け、子どもたちが必要としている現物支援をタイムリーに提供することを目指しています」とした。


さらに、支援を希望する個人にも対応するため、LINEを使った寄付システムのリリースを予定している。このシステムにより、個人単位での支援も可能となり、より多くの子どもたちが必要な道具用具を手に入れることができるようになるとした。LINEが使えない環境にある子供にも、子ども食堂や学校施設を通じて、直接コンタクトができるように広報するという。


NPFは「私たちの最終目標は、経済的な理由で野球を諦めざるを得ない子どもたちが一人でも減り、彼らが夢を追い続けるための環境を整えることです。NPFはそのために、スポーツメーカーやスポーツ業界関係者・地域の協力者と連携しながら、幅広い支援活動を展開していきます」とした。


サンミュージックは、今後のPR展開として、所属タレントの出演するイベントでのPRを実施していくと説明。チャリティーイベントも計画中で「弊社野球部とタイアップした活動も予定」とした。加えて、北別府広美代表理事の公式ブログ「北別府の想いをつなぐーすべての子どもたちがスポーツを楽しめる世界にー」での活動報告や、同氏の講演活動による啓発活動も行っていくという。

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