MFエレーラのボカ加入が決定的に [写真]=Getty Images アスレティック・ビルバオに所属するMFアンデル・エレーラのボカ・ジュニオルス加入が、決定的となったようだ。
プロキャリア終盤に差し掛かった35歳が、夢見た“ラ・ボンボネーラ”でプレーすることになる。2022夏に8年ぶりとなるアスレティック・ビルバオ復帰を果たした後、40年ぶりとなるコパ・デル・レイ優勝に貢献したエレーラだったが、今シーズンは公式戦14試合に出場こそしているものの、スタメン出場は『3』とプレータイムが限定的に。台頭した21歳ミケル・ハウレギサールの他、ベニャト・プラードスとイニゴ・ルイス・デ・ガラレタ、ミケル・ベスガと実力者が揃う“激戦区”で、序列は5番手に後退していた。
そんなエレーラに対しては、かねてよりボカ・ジュニオルスが今冬での獲得を目指していたことが取り沙汰されてきたが、いよいよ実現が間近に迫った。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は「here we go!」と綴るとともに、1年+1年間の延長オプション付帯の契約で合意に至ったと指摘。15日中にメディカルチェックを受診する予定であることを明らかにした。
また、アスレティック・ビルバオの“王様”として15年間に渡って君臨し続け、2024年夏からサン・ロレンソでプレーするMFイケル・ムニアインは「すぐにでも迎え入れたいね」としつつ、「彼は偉大なフットボーラーで、ワールドクラスの選手だ。このような選手がアルゼンチンリーグに来ることは、誰にとっても非常にポジティブなこと。僕たちはよくお喋りをする、とても良い関係を築けている。良いニュースが届くことを期待しよう」と“戦友”との再会を心待ちにしている。
実は、幼少期からボカの大ファンだと言うエレーラ。とりわけ、フアン・ロマン・リケルメ氏が自身のアイドル的存在であり、2023年夏には本拠地『ラ・ボンボネーラ』で現地観戦もしていた。そして今冬、夢見たクラブと、その会長を務めるリケルメ氏の下で、新たな旅を始めることになりそうだ。
【現地観戦】ゴール裏の雰囲気を楽しむエレーラ
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