DJI JAPANは1月14日、オールインワン型のVlogカメラドローン「DJI Flip」を発表した。249g未満の軽量設計で、折りたたみ式の全面保護プロペラガードを搭載することで、初心者でも安全に飛行できるとしている。価格は6万6660円からで、同日より販売を開始した。
DJI Flipは、カーボンファイバー製の折りたたみ式プロペラガードを採用。従来のポリカーボネート製に比べ1/60の重量でありながら、同等の剛性と耐久性を実現した。また、3D赤外線検知システムによる自動ブレーキ機能を搭載し、夜間飛行時の安全性も確保している。
カメラは1/1.3インチCMOSセンサーと、F1.7のレンズを搭載しており、48MPの高解像度写真や4K/60fpsのHDR動画撮影に対応する。4K/100fpsでのスローモーション撮影や10bit D-Log Mカラーモードにも対応し、プロフェッショナルな映像制作も可能という。
撮影機能では、AIトラッキングやドローニー、サークル、ロケットなど6種類のスマート撮影モードを搭載。マスターショット機能では複数のカメラワークを自動で実行し、音楽やエフェクトを加えた編集済み映像を自動生成する。
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バッテリーは最大31分の飛行が可能で、DJI O4映像伝送システムにより、日本国内では最大8kmの伝送距離を実現する。送信機なしでスマートフォンからの操作や音声操作にも対応し、プロペラノイズを自動的にフィルタリングする機能も備える。
ラインアップは、標準の「DJI Flip」(6万6660円)、送信機付属の「DJI Flip(DJI RC 2付属)」(9万3390円)、追加バッテリーなどが付属する「DJI Flip Fly More コンボ(DJI RC 2付属)」(11万2750円)の3モデルを用意する。なお、日本国内での飛行には機体登録が必要となる。
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