JR西日本は15日、観光列車「はなあかり」について春季の運行計画を発表した。運行日は4月5日から6月29日までの土日(5月3〜4日を除く)。期間中に全24本の運行を予定している。
観光列車「はなあかり」は、「地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶ列車」をコンセプトに、エリアを変えながら西日本各地を運行しており、この春は大阪〜尾道間(山陽本線経由)を約5時間半かけて結ぶという。
土曜日(尾道行)の運転時刻は大阪駅10時2分発・三ノ宮駅10時26分着・神戸駅10時30分着・姫路駅11時22分着・岡山駅13時15分着・倉敷駅13時46分着・福山駅15時6分着・尾道駅15時27分着。日曜日(大阪行)の運転時刻は尾道駅11時20分発・福山駅11時37分着・倉敷駅12時54分着・岡山駅13時15分着・姫路駅15時11分着・神戸駅16時12分着・三ノ宮着16時16分着・大阪着16時41分着となる。
運賃・料金は、大阪〜倉敷間において「スーペリアグリーン」1万610円、グリーン車指定席8,410円。大阪〜尾道間において「スーペリアグリーン」1万3,320円、グリーン車指定席1万1,120円となる。「スーペリアグリーン」は2名利用時における1人あたりの料金とされ、1名利用の場合は料金が異なる。きっぷは全国の駅の「みどりの窓口」とおもな旅行会社窓口、JR西日本のインターネット予約「e5489」で3月5日10時から販売開始される。
列車内で地元の食材を生かした事前予約限定の食事サービスを提供する予定。アテンダントが3名乗車し、地域特産品や「はなあかり」グッズの販売等を行う。「スーペリアグリーン車」において、飾り棚の調度品を岡山・広島両県の工芸品やアート作品に入れ替える。(佐々木康弘)