アル・ナスルがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの契約延長を画策しているようだ。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やスペイン紙『マルカ』が伝えている。
スポルティングにマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスと欧州屈指の名門を渡り歩き、数多くのタイトルを獲得したC・ロナウドは、2023年1月からアル・ナスルでプレーしている。サウジアラビアの地ではここまで公式戦84試合に出場し、75ゴール18アシストをマーク。来月には40歳となるがその決定力は未だ健在で、今シーズンのリーグ戦では13試合で11ゴールを挙げている。
そんなC・ロナウドとアル・ナスルの現行契約は今年の6月末で満了に。契約満了まで半年を切っていることから、今シーズン終了後の去就には大きな注目が集まっている。
今回の報道によると、アル・ナスルはC・ロナウドとの1年間の契約延長を画策しており、交渉は近日中にも合意に達する見込みだという。年俸は1億8000万ユーロ(約290億円)前後となり、それとは別に契約ボーナスや肖像権関連の商業収入を受け取る可能性もあると報じられている。C・ロナウド自身は北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ26に向けて、サウジアラビアの地でプレーを続け、コンディションを維持したいと考えているようだ。
なお、C・ロナウドが在籍するアル・ナスルはサウジ・プロフェッショナルリーグでここまで14試合を消化し、8勝4分2敗の成績で勝ち点「27」を獲得。首位アル・ヒラルおよび2位アル・イテハドと「9」ポイント差の3位につけている。