2024年の訪日外国人旅行者数、過去最多の3,687万人

出入国在留管理庁は、2024年の訪日外国人旅行者数が過去最多の3,686万9,900人を記録したと発表した。

前年比47.1％増、2019年比15.6％増となり、過去最多となった2019年の3,188万2,049人を上回った。23市場のうち20市場で過去最高を記録しでいた。

観光庁のインバウンド消費動向調査によると、訪日外国人旅行消費額は8兆1,395億円（前年比53.4％増、2019年比69.1％増）で過去最高となった。国別上位は中国、台湾、韓国、アメリカ、香港、オーストラリア、タイ、シンガポールの順だった。

費目別では宿泊費が33.6％と最も多く、次いで買物代29.5％）、飲食費（21.5％）の順だった。1人あたりの旅行支出は227,000円で、韓国や台湾、タイ、フィリピンが10万円台と低い。イギリスが383,000円と最も高かった。宿泊費は欧米豪で高い傾向で、娯楽サービス費はオーストラリア、買物代は中国が高い。