古くはキングカメハメハなども出走していて、皐月賞と同じ条件だけに好メンバーが揃っていたが、3年前まではその後活躍する馬は少なく、メンバーが手薄になりがちだったが、近2年は一昨年のソールオリエンス、昨年のダノンデサイルとクラシックウィナーを輩出している。
1.馬体重
過去10年のデータを見ると、勝ち馬は440kgから519kgの範囲に収まっていて、大きすぎても小さすぎてもダメ。特に460kg〜479kgの範囲で[5-3-2-30]、単勝回収率も114%と好成績。これ以外の範囲だと小さいよりは大きい方が良い。
2.逃げ馬が苦戦、先行・差しに注目
過去10回で、逃げた馬は[0-1-0-9]と苦戦傾向。追い込みも決まるが、基本的には好位から中団あたりで競馬ができる馬が理想だ。
3.未勝利勝ちからは勝ち馬がいない
過去10回で前走のクラスを見ると、新馬が[4-1-2-14]で1勝クラスが[3-2-4-28]。未勝利勝ちからの参戦は[0-4-2-26]と2・3着はあってもアタマはない。特に新馬勝ちから連勝するケースが馬券的にはおいしくなっている。
ガルダイアは東京芝1800mの新馬戦を勝ち、続くマイルのベゴニア賞で3着。今回は距離を延ばしての参戦だ。馬体重は最も好走している範囲に収まりそうで、脚質も問題ない。アエロリットの半弟という良血で、ここは重賞初制覇も十分だ。