態度が悪い面接官のいる会社は、応募者のほうから願い下げだろう。東京都の20代女性は数年前に受けた保険会社の面接を振り返った。
もともと女性はそこの保険商品を契約していた。すると担当者から、当時就いていた仕事について「辞めた方がいい」と言われ、「どうしても貴殿と働きたい」とスカウトされたそう。
「1年ほど粘られ、しつこく迫られたために根負けをする形で面接を受けることに……」
ところが面接で思いも寄らないことを言われたというのだ。(文:天音琴葉)
「なんと配慮のない言葉なんだろう」
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面接のその会社の上層部が担当した。すると……
「『あなたは喋るのが上手だね。頭がいいんだね』と褒められました。社交辞令かと思い、一言お礼の言葉を述べたそのとき、上層部の方は『頭がいい人は嘘つきだよね。嘘つくのが上手いから口が達者なんだよ』と、とんでもないことを仰いました」
褒められたものの、けなされ、「なんと配慮のない言葉なんだろう」と衝撃を受けたのも無理もない。
「面接の段階、ましてや顧客に対してこのようなことを言える上層部の人柄」にドン引きした女性は応募を取り下げ、「入社を勧めてくださった担当者様とも疎遠にさせていただきました」と当然の如く結末を明かした。
稀に応募者に何を言ってもいいと勘違いしている面接官がいるが、会社の顔であることを忘れてはいけないだろう。
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