ラウタロのゴールで一時逆転も…インテル、ボローニャとドローでリーグ戦7連勝ならず

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2025年01月16日 07:31  サッカーキング

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インテルとボローニャはドロー決着 [写真]=Getty Images
 セリエA第19節延期分が15日に行われ、インテルとボローニャが対戦した。

 昨シーズンのセリエA覇者であるインテルはここまで18試合を消化し、13勝4分1敗の成績で勝ち点「43」を獲得。2試合消化の多い首位ナポリと「4」ポイント差の暫定2位につけ、連覇に向けて順調な戦いを続けている。唯一敗れた昨年9月のミラノ・ダービー以降、リーグ戦では13試合無敗を維持しており、直近は破竹の6連勝中だ。今節は勝ち点「29」で暫定7位につけるボローニャをホームに迎え、7連勝を目指す。

 序盤から拮抗した展開が続くなか、最初に決定機を、迎えたのはボローニャ。9分、前線からのハイプレスで相手のビルドアップを引っ掛けると、ボールを収めたニコラ・モロがボックス手前中央から右足を振り抜く。シュートは枠を捉えたが、GKヤン・ゾマーのスーパーセーブに阻まれ得点ならず。その6分後にはクロスのこぼれ球を拾ったモロがボレーシュートを放つと、ゴール手前でサンティアゴ・カストロがコースを変え、ボローニャが先制に成功した。

 しかし、インテルもすぐさま反撃。アレッサンドロ・バストーニのボール奪取からカウンターを発動すると、ドリブルで持ち上がったマルクス・テュラムのパスを受けたフェデリコ・ディマルコがボックス内左からシュートを放つ。これはGKに阻まれるも、こぼれ球をデンゼル・ダンフリースが押し込み、試合を振り出しに戻した。その後は25分にディマルコ、30分にラウタロ・マルティネスにチャンスが訪れるが、いずれも決め切ることができない。

 ボローニャは38分、左CKから決定機を作るが、至近距離からのヘディングシュートはGKゾマーがスーパーセーブ。対するインテルは45+1分、テュラムのポストプレーを起点に左サイドの広大なスペースへ展開し、走り込んだディマルコがグラウンダーのクロスを送る。これにL・マルティネスが合わせて逆転に成功した。

 後半立ち上がりの55分、インテルはL・マルティネスの果敢なドリブル突破からFKを獲得するも、ディマルコの低弾道のシュートは惜しくも枠の左へ。60分にはボックス手前中央でダンフリースの横パスを受けたL・マルティネスが左足を振り抜くも、枠を捉えたシュートはGKの好セーブに阻まれ、追加点とはならなかった。一方のボローニャは64分、クロスのこぼれ球を収めたリッカルド・オルソリーニが後方へ落とし、エミル・ホルムが強烈なシュートを叩き込み同点に追い付いた。

 追い付かれたインテルはダヴィデ・フラッテージやメフディ・タレミをピッチに送り込み、勝ち越しを狙う。79分には中央を崩してタレミにチャンスが訪れるも、懸命にカバーに入った相手DFの対応に阻まれ得点ならず。84分には右サイドを独力で突破したテュラムの折り返しにタレミが合わせたが、シュートを枠に飛ばすことができなかった。試合はこのまま2−2で終了し、インテルは7連勝を逃している。

 次節、インテルは19日にエンポリと、ボローニャは18日にモンツァといずれもホームで対戦する。

【スコア】
インテル 2−2 ボローニャ

【得点者】
0−1 15分 サンティアゴ・カストロ(ボローニャ)
1−1 19分 デンゼル・ダンフリース(インテル)
2−1 45+1分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
2−2 64分 エミル・ホルム(ボローニャ)

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