【動画】“黒手塚”の名作を現代解釈!『アポロの歌』ティザー映像
本作は、1970年に「週刊少年キング」で連載された鬼才・手塚治虫原作の壮大なSF青春ストーリー『アポロの歌』を現代解釈したダークファンタジー。原作は、人間のダークな部分を掘り下げた手塚のノアール作品“黒手塚”とも呼ばれている。手塚が「愛のいくつかのケースについて、それが人間の生き方とどうかかわりがあるかを描きたいと思いました」との言葉を残しているこの物語を、手塚プロダクション監修のもと、現代解釈版の物語として蘇らせた。
誰からも愛されず、誰をも愛せない近石昭吾。幼少期の体験が原因で、男女が愛し合うことを憎むようになった少年は、深い眠りの中で「愛」を説く女神に出会う。夢かうつつか、与えられた試練は、生まれ変わり死に変わり、結ばれぬ愛を繰り返すことだった――。
幼少期の母とのトラウマのせいで、愛を軽蔑して生きている大学生・近石昭吾役には、2011年に男性アイドルグループ「Sexy Zone」のメンバーとしてデビューし、映画『ハルチカ』『ブラック校則』、連続ドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』などで主演を務め、俳優としても頭角を現す佐藤勝利。「2024年下半期 国宝級イケメンランキング」NOW部門1位に選ばれ、グループ改名後に実施した新メンバー募集オーディション企画「timelesz project」はNetflixランキング1位を獲得。ダウ90000蓮見翔とのコントライブ「佐藤勝利のすべて」ではプロデューサーを務め、そのマルチな活躍に大きな注目を集める佐藤が、本作で2年ぶりにドラマ主演を飾り、前人未到のパラレル・ラブストーリーに挑む。
昭吾の幼なじみで、歌手になる夢を見ながらバーで働いている渡ひろみ役には、映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで大きな注目を集めた高石あかり。2024年には映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』で第49回報知映画賞の助演女優賞を受賞したほか、映画『きみの色』での声優や日曜劇場『御上先生』のレギュラー出演、さらに2025年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインに大抜擢されるなど、その圧倒的な存在感と確かな演技力が評価されている。
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今回の発表にあわせ、二宮監督の編集による1分間のティザー映像が公開された。
ドラマイズム『アポロの歌』は、MBSにて2月18日より毎週火曜24時59分、TBSにて同日より毎週火曜25時28分放送。
※高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記
※手塚治虫/手塚プロダクションの「塚」は旧字体が正式表記
※佐藤勝利、高石あかり、二宮健監督のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■近石昭吾/佐藤勝利(timelesz)
企画書の表紙に描かれている手塚治虫先生の絵を一目見て、この世界に入らせて貰えるなんて光栄過ぎる、演じさせていただけたら何より幸せだな、そう思いました。
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とても難しい役所でしたが、共演させていただいた高石あかりさんと一緒に、人間の愛とは何かというのを見つめながら演じさせていただきました。今回のドラマでは手塚プロさんのご協力のもと現代解釈版でお届けいたします。愛をテーマにする作品は非常にシンプルですが、手塚先生の独創的な世界観と、二宮監督による現代を切り取る視点によって、愛というものを再発見していただける作品となりました。MBS/TBSドラマイズム『アポロの歌』ぜひご覧ください!
■渡ひろみ/高石あかり
原作を読んだ時、手塚さんの描く幾つもの愛は歪んでいるように見えてとてもピュアなものにも感じられました。二宮監督が本質の部分をより伝わりやすく台本に起こしてくださり、私はいくつもの役を演じるにあたって、まずどの役にもあるこの純粋な気持ちを1番大切にしようと思いました。
持ち込んだアイデアを二宮監督が面白いと膨らませてくださったお陰で、自分の範疇を超えた場所で挑戦し続けられた気がします。この作品を通じて、愛の形も様々で、家族や友人、恋人、表現も人それぞれ。だけど形は違えど確かに同じ愛がそこにはあると学びました。
一人でも欠けてしまえば作ることの出来なかった作品だと思います。この作品に出会えて良かったです。
■脚本・監督:二宮健
『アポロの歌』は、自分の礎を築いた手塚治虫先生の作品の中でも、特に心を揺さぶられた1作です。
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ぜひご覧ください。