最近は、作品の中に入り込んだような体験ができる“没入型”の展覧会が人気を呼んでいますよね。
3月30日(日)まで東京都現代美術館で開催中の「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」も、SNSを中心に話題になっている展覧会のひとつ。
2月以降には、学生さんにうれしい「学生無料デー」などが実施予定です。
今のうちに話題の展覧会をチェックしておきましょう!
東京都現代美術館で開催中「坂本龍一 音を視る 時を聴く」
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東京都現代美術館で開催中の「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」。
東京都現代美術館は、最寄りの清澄白河駅からおよそ徒歩10分ほどの場所に位置しています。
今回の展覧会は、日本では初となる最大規模の坂本龍一さんの個展。
| 音を視る 時を聴く」の展示作品" class="size-full aligncenter wp-image-1049325" height="600" src="https://isuta.jp/wp-content/uploads/2025/01/media_627c60e1237b5a3a458d4b8998b53127f018e416.webp" width="480" />| 音を視る 時を聴く」の展示作品《LIFE–WELL TOKYO》霧の彫刻 #47662" class="size-full aligncenter wp-image-1049323" height="600" src="https://isuta.jp/wp-content/uploads/2025/01/media_e1fb2305b5f51366d64a326351441f4fe74c8fd5.webp" width="480" />| 音を視る 時を聴く」の展示作品《LIFE–WELL TOKYO》霧の彫刻 #47662" class="size-full aligncenter wp-image-1049324" height="600" src="https://isuta.jp/wp-content/uploads/2025/01/media_28bf055bb307fed069c8122be6769d1d1eb2b29d.webp" width="480" />| 音を視る 時を聴く」の展示作品《LIFE–fluid, invisible, inaudible...》" class="size-full aligncenter wp-image-1049322" height="600" src="https://isuta.jp/wp-content/uploads/2025/01/media_34a0c485378ab3a8aa99f50a9fbe64635c34d82f.webp" width="480" />| 音を視る 時を聴く」の展示作品《IS YOUR TIME》" class="size-full aligncenter wp-image-1049321" height="600" src="https://isuta.jp/wp-content/uploads/2025/01/media_294744c555f5f0cb46ca5877db0dc120d244573b.webp" width="480" />| 音を視る 時を聴く」の展示作品《IS YOUR TIME》" class="size-full aligncenter wp-image-1049320" height="600" src="https://isuta.jp/wp-content/uploads/2025/01/media_602806fb966add250e248738d332911fb465d012.webp" width="480" />| 音を視る 時を聴く」の展示の様子" class="size-full aligncenter wp-image-1049317" height="600" src="https://isuta.jp/wp-content/uploads/2025/01/media_6a1db45500a4d07c1a4c651251a4bd6ee1f6dbc6.webp" width="480" />| 音を視る 時を聴く」の展示の様子" class="size-full aligncenter wp-image-1049317" height="600" src="https://isuta.jp/wp-content/uploads/2025/01/media_6a1db45500a4d07c1a4c651251a4bd6ee1f6dbc6.webp" width="480" />@jingg_pf / Instagram
坂本龍一さんが東京都現代美術館のために遺した展覧会構想を軸に、創作活動において長年の関心事であった、音と時間をテーマにしたコンテンツです。
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これまでの代表作のほか、未発表の新作も含めた、没入型やインスタレーション作品が展開されているそう。
坂本龍一さんが追求し続けた、「音を空間に設置する」芸術的挑戦を目の当たりにすることができる、貴重な機会になっています。
見応えたっぷり!じっくり鑑賞したい作品が多数@jingg_pf / Instagram
展覧会には、全12点の見応えたっぷりな作品が集結。
坂本龍一さんがアーティストの高谷史郎さんとコラボした作品《IS YOUR TIME》は、坂本さんが2011年の東日本大震災の津波で被災した宮城県農業高等学校のピアノに出合い、それを「自然によって調律されたピアノ」と捉えて作品化したものです。
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@__.578911 / Instagram
いくつかの鍵盤からは音が鳴らなくなってしまい、楽器として使用不可能になってしまったピアノですが、作品では世界各地の地震データによって音を奏でるといいます。
新たな役割へと転生させることを試みたインスタレーション作品を、じっくり鑑賞して。
@__.578911 / Instagram
《LIFE–fluid, invisible, inaudible...》も、高谷史郎さんとのコラボレーション作品です。坂本龍一さんのオペラ『LIFE』をベースとするサウンドに包まれた空間には、頭上に浮かんだ9つの水槽が。
水槽が明滅する中をゆっくりと歩く、非日常的な体験ができる作品です。
SNSで特に注目を集めている、霧と光と音が一体となった作品@_chi_ro / Instagram
室内の展示だけでなく、中庭など、屋外でも作品が楽しめるんですよ。
SNSで特に注目を集めているのが、地下2階の屋外・サンクンガーデンの作品《LIFE–WELL TOKYO》霧の彫刻 #47662。
坂本龍一さと高谷史郎さん、そして世界各地で霧のプロジェクトを実施している中谷芙二子さんによる、スペシャルなコラボ作品が実現したそうです。
霧と光と音が一体となった、夢の中にいるような儚い世界が広がります。
@__.578911 / Instagram
天気や時間帯によって作品の表情が変わるのは、屋外の展示ならでは。
作品の中で人々が行きかう様子も絵になるので、どの画角から撮影しても素敵な作品をカメラに収めることができそうです。
作品の公開は、毎時00分と30分から、約10分間行われます。
屋外作品は、天候などの理由で公開時間が変更する場合があるとのこと。当日の公開の有無については、公式サイトでご確認ください。
2月以降は学生さんや18歳以下の方が無料で入れる特別DAYも@jingg_pf / Instagram
「坂本龍一 音を視る 時を聴く」は、2月1日(土)・2日(日)の2日間、中高生と専門学校生、大学生がチケットカウンターで学生証を提示すると、観覧料が無料に。
3月1日(土)〜30日(日)の期間では、若い世代が気軽にアートに触れ、感性や視野を広げる機会を提供することを目的とした「Welcome Youth(ウェルカムユース)」キャンペーンが実施されます。それに伴い、年齢を確認できる証明書の提示をした18歳以下の方の観覧料が無料に。
@moeka0312kaemo / Instagram
素晴らしい作品を無料で鑑賞できるなんて、またとない大チャンスですね。
貴重な機会を使って、東京都現代美術館を訪れてみてはいかがでしょうか。
「坂本龍一 音を視る 時を聴く」は人気の展覧会のため、土日祝はチケットを購入するのに20〜30分ほど、展示室に入るのに約1時間ほどかかる場合もあるそう。
東京都現代美術館の公式Xでは、当日の混雑状況がポストされているので、お出かけ時にチェックしてみてくださいね。
チケットは日時指定なしの事前購入がおすすめですよ!
坂本龍一 音を視る 時を聴く 会期:2024年12月21日(土)〜2025年3月30日(日) 会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/B2F ほか(東京都江東区三好4丁目1-1) 開館時間:10:00〜18:00 ※展示室入場は閉館の30分前まで 休館日:月曜日(2月24日は開館)、2月25日 観覧料:一般2400円(1920円)/大学生・専門学校生・65 歳以上1700円(1360円)/中高生960円(760円)/小学生以下無料 公式サイト https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/RS/ チケット購入はこちら https://www.e-tix.jp/mot/sakamoto.html